この11月は4冊ほど読んだ。
いけちゃんとぼく
「西原理恵子はじめての絵本」らしい。絵本というより漫画に見えるけど。大人向け叙情物語。泣ける漫画 (人による。ボクは泣きました)。
読み返すといくつかの伏線に気づく。涙腺やばす。「わすれないでね すきだとかならず かえって こられるの」
学んでみると自然人類学はおもしろい
直立歩行から生じる人類の特徴。
「人類の子どもは、霊長類一般の特徴として、不安や不快になると泣き叫びます」
「私たちはもともと樹上生活者なので、泣き叫んで保護者を呼ぶのです。地上性の動物はそうはしません。極めて遠慮がちに鳴くのが基本です。それは、捕食者に居場所を知られないようにするためです」
「難産の母親と未熟児の子どもの生活力は低く、人類はそれへの適応戦略として、生物的配偶者の男性に母子を守らせる、家族という群れをつくりました。そして、この男性に父親としての役目を持たせたのです。これが性的分業の結果としての男性の仕事であり、それが後に、外働きとして金銭に換算され、女性の内働き(家事労働)を金銭価値に関わらないとする評価法を用いることにより、性差別の問題へと発展することになりました」
読書メモ ⇒ 学んでみると自然人類学はおもしろい (Book4860643313 - MemoWiki)
発達障害 工夫しだい支援しだい: 私の凸凹生活レポート2
「私たちが特に考えも無く「普通」と呼んでいるものは、実は、親や教師など子どもの成長に関わる大人が「普通」だと感じ、自分自身が気張らずに過ごせるものを「普通」として、子どもに強制しているだけのことなのです」
読書メモ ⇒ 発達障害 工夫しだい支援しだい 私の凸凹生活研究レポート2 (Book4054050492 - MemoWiki)
Keynote プレゼンテーション実践ガイド for iPad & iPhone
「スティーブ・ジョブズのようにプレゼンを!」「ジョブズのプレゼンをメソッド化」「ジョブズ風スライドの作り方」
ジョブズ風スライド5つのセオリー。グレーのグラデーション背景で統一、スライド1枚に1項目、文字に色は使わない、罫線や矢印を乱用しない、写真は"キリヌキ"か全面で使う。
読書メモ ⇒ Keynote プレゼンテーション実践ガイド for iPad & iPhone (Book4899773129 - MemoWiki)
その他、11月に読んだ雑誌とか漫画とか。
こどもずかんシリーズ。
「0さい~4さい こどもずかん 英語つき」
「0さい~4さい こどもずかん もっと 英語つき」
「0さい~4さい こどもずかん くるまとでんしゃ 英語つき」
「0さい~4さい こどもずかん まち 英語つき」
子ども向け絵本あれこれ。
「ねないこ だれだ (いやだいやだの絵本 4)」
「おにわでみつけた 1・2・3」ワード・シュメイカー
「バーバパパのABC バーバパパ・知識のえほん」アネット・ティゾン
「かぞえてみよう ぽかぽか森のラスカル2」わだことみ・さく JINCO・え
週刊ダイヤモンド 2012/11/17号「カネを生む地図 10兆円市場の全貌」
異業種が複雑に絡み合う10兆円市場 デジタル地理空間情報市場の相関図。
読書メモ ⇒ 週刊ダイヤモンド 2012/11/17号 「カネを生む地図 10兆円市場の全貌」 (KaneWoUmuChizu - MemoWiki)
「ケース別 発達障害のある子へのサポート実例集 小学校編」 ヤマザキマリのイタリア本を思い出した。学校は戦場でも、家では愛情たっぷりに。
漫画あれこれ。
清水玲子「秘密 -トップ・シークレット- 11」 この著者、わりと愛知県ネタが多いような。
清水玲子「秘密 -トップ・シークレット- 12」 11巻と同時発売だった最終巻。悪役にも哀愁漂う。
田村由美「7 SEEDS 23」
西炯子「姉の結婚 4」 老眼鏡ネタ健在。
新井 理恵「お母さんを僕にください 2」 展開がめまぐるしい&痛々しい。
参考までに10月分はこちら
⇒ [ヅ] 2012年10月に読んだ本
tags: book
Posted by NI-Lab. (@nilab)