内容(「BOOK」データベースより)
アトピーは体質のせいではなく100%の生活環境病。塩素と合成洗剤とステロイドを避け、微量ミネラル栄養素と良質の脂肪酸を十分とれば、アトピーは予防でき解決できる。著者は物理系のエンジニア。
内容(「MARC」データベースより)
「アトピー体質」なんて実在しない! アトピーは100%生活環境病だとする著者が、自らの家族の治療経験と、エンジニアとしての観点から、その原因及び予防・解決法について理工学的な考察と解答を示す。
Amazon.co.jp: アトピー解決篇: 吉岡 英介: 本
ちなみに、本を買わなくても著者によるウェブサイトで全文公開されていたりする。
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興味深いところをピックアップしておく。
「アトピー体質」は実在しない。著者の一番言いたいメッセージがここに。
ステロイド皮膚症。合成界面活性剤による皮膚の損傷。
日本の水道は塩素を使いすぎ。
塩素投入量のデータは隠されている。
合成洗剤の増加。このへんはちゃんと検証されていない感じ。
農作物のミネラルは昔より減っている。
亜鉛不足で皮膚病が生じる。
母親が栄養補給食品を食べたら母乳で育つ赤ちゃんの肌がきれいに。
ステロイドの使用によりIgE値が上昇するという仮説。
ミドリ十字の非加熱血液製剤と同じような構図。
ステロイドの薬害。
専門家が陥るワナ。
専門家は職業的な集団催眠にかかりやすい。そのとき主流な考えが場を支配するみたいな。
乳幼児のアトピー性皮膚炎の原因。
成人のアトピー性皮膚炎の原因。
アトピー性皮膚炎を自然治癒に導く。ステロイドをやめる。
皮膚を消毒する。イソジンを3~4倍にうすめて塗って、2分ほどたったら洗い流す。
スキンケアは自分に合ったものを選ぶ。馬油など。
塩素と合成界面活性剤を避ける。
皮下脂肪を燃やしてステロイドを抜く。カロリーを減らして、ビタミン・ミネラル・タンパク質を摂取。ダイエット。食物繊維で毒素を排出。
亜鉛を摂取する。
アルファ・リノレン酸 (オメガ3脂肪酸、亜麻仁油など) を摂取する。脂肪の摂取量を減らす。炒めものはオリーブオイルで。揚げ物にはキャノーラ油 (改良型菜種オメガ9)。
良質なタンパク質で皮膚を修復する。
アレルゲン対策。ヒノキを使うとダニの発生を抑えられる。
本の内容はわりと良かったんだけど (いくつかあやしいところはあるにしても)、著者のウェブサイトを見たらネットワークビジネスみたいなの (単なる委託販売にも見えるけど) やマイナスイオンとか出てきたので、うーん。。。
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Posted by NI-Lab. (@nilab)