自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

良書。読書メモとして、いくつかヒントになりそうなところや興味深いと思ったところをピックアップしておく。

質の悪い眠りを捨てる。眠るときには何も胃に入れない。夜は少し暗めに。寝床は心地よい空間に。眠れない場合は、目を閉じているだけでもいい。それだけでも睡眠の60%くらいの効果がある。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

満腹を捨てる。食べ過ぎに対応できる人間はいない。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

根性という概念を捨てる。疲れきる前に休む。自分の身体と心に気を配り、わずかな違和感を感じとる。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

英語学習法。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

人脈を捨てる。変人は自由。無駄な誘いがこなくなる。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

ちっぽけな反骨心を捨てる。伝統的なマナーは身に付けてしまえ。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

会社への忠誠心を捨てる。趣味をライフラインに。教えることが仕事に変わる可能性。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

むやみな自由願望を捨てる。

自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと

赤ちゃんの正面顔という表紙は、「全裸でなにも持たず、無垢なオリジナリティ100%で産まれきたあの瞬間を思い出そう」という著者の意図がこめられている。
帯に記された言葉「本来無一物」も同様のメッセージで、「人は本来なにも持たずに生まれ、何も持たずに死んでいく」という禅の言葉である。

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「20代のバイブル」と称され、全国TSUTAYAの総合部門6位、ブックファーストでは全国ビジネス部門8位など、各書店2012年の年間ランキング入りし、「20代にもっとも売れた本」とされる(発売後5ヶ月間・2012年7〜11月・TSUTAYA調べ)。

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今後の自分にプラスにならないと思ったものは、潔く捨てればいい。
捨てれば捨てるほど、視界と思考からノイズが取り除かれ、本当にやりたいことが明らかになるからだ。
人生は余計なものを削ることで、自分らしさを取り戻していく。
捨てれば捨てるほど、集中力が高まり、本当の能力が引き出される。
(プロローグより)

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上智、京都精華、慶応、法政、立教、獨協大学など複数の大学で、多くの学生から支持を得た「ライフスタイルデザイン | セルフプロデュース講義」をもとに、自由でインディペンデントな人生をつくるための珠玉の50メッセージ&ノウハウ を厳選。
異常な「ノイズジャングル」と著者が警笛を鳴らす今の時代を、クリエイティブにサバイブする方法を説いたシンプルなハックス集。

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ミリオンヒットプロデューサーの職を捨て、学生時代からの夢であったニュージーランド移住を果たし、ノマドライフを送る著者は20代の頃、組織に馴染めない人間嫌いの、評価最低の営業マンだった。
なかなか結果を出せなかった著者が選んだ道が「20代は捨て」。
人付き合い、出世、競争、プライド、流行りなど、ほとんどを捨てて、最後に残った「あるもの」だけを大切にした。
成長経済神話が崩壊し、「できるだけ多くのことを獲得することを良しとする時代」が終わった今、「なにを捨て、なにを残すのか?」が人生のクオリティをきめる。

(中略)

【担当編集者からのコメント】

不安になればなるほど、手に入れられるものは、なんでも手に入れたくなる。
その気持ちはよくわかります。
でも不安で身動きが取れなくなる前に、捨てられるものはできるだけ捨てておいた方が、人生の収穫量は高い。
この本はそう教えてくれます。自分には当てはまらないという向きもあるでしょう。
賛否両論は織り込み済み。

自由に生きるための「型破りなサンプル」として、ぜひとも参考にしてください。

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Posted by NI-Lab. (@nilab)