自分が使いそうなところをざっと調べたのでメモっておく。

List の ID が int から long へ

List ID の型が int から long に変更された。

たとえば twitter4j.UserList.getId() の戻り値が int から long になってる。

setUseSSL の廃止

twitter4j.conf.ConfigurationBuilder クラスの setUseSSL メソッドが廃止された。さいきんのバージョンでは常にSSL通信となるため、 setUseSSL メソッドはすでに不要なものだった。

setUseSSL メソッドを呼び出している部分を削除するだけでOK。

Logger

twitter4j.internal.logging.Logger が twitter4j.Logger へ移動。

使うときは、 java.util.Logger と衝突しないように注意。

HttpClientWrapper の廃止

twitter4j.internal.http.HttpClientWrapper のメソッドは、twitter4j.HttpClient インターフェースを implements した twitter4j.HttpClientBase クラスへ移動したらしい。

使うときは twitter4j.HttpClientFactory.getInstance() で、 HttpClient オブジェクトを取得。


HttpClient http = HttpClientFactory.getInstance();
HttpResponse res = http.get("http://www.nilab.info/z3/feed.xml");
String xmlcontent = res.asString();

参考資料

米Twitterはリストの余地を広げるために、2014年の最初の数カ月中にリストIDを64ビット整数に移行させると発表した。

この変更の影響を受けるのは、REST APIやStreaming APIを使っている場合。データベースとサーバサイドおよびクライアントサイドのコードでは、Twitter Listオブジェクトの「id」欄にある整数ベースの識別子ではなく、「id_str」欄にある文字列ベースの識別子を使うよう必要があるとして、ユーザーに確認を促している。

Twitterではユーザーオブジェクトとツイートオブジェクトについても32ビットから64ビット整数へと移行済み。特にJavaScriptでプログラミングしている場合、アプリケーションの相互運用性を確認することが大切だという。アプリケーションを引き続き機能させるためにはオブジェクトの種類にかかわらず、文字列ベースのIDを使うことを強く推奨するとしている。

TwitterのリストIDが間もなく64ビットに (@IT) - Yahoo!ニュース

tags: twitter4j twitter java

Posted by NI-Lab. (@nilab)