・せんべいは原料がうるち米。
・おかきは原料がもち米。
・あられは原料がもち米で小粒なサイズ(ひなあられ等)。

いろいろ調べてみると、まず「せんべい」は原料で簡単に区別ができる。「せんべい」はうるち米、「おかき」と「あられ」はもち米からできている点で大きく違うのだ。食べている限りでは私にはわからなかった……。
でも独自調査では、おかきとあられの違いがよくわからない。そこで、『ぬれおかき』や『もち焼せんべい』で有名な京都の老舗「寺子屋本舗」の営業部、柏さんにお話を伺うことにした。

「おかきとあられですが、どちらも原料はもち米であり明確な区別はございません。1つ言える事は、「あられ」はもちを砕いて大鍋で炒る音が「霰」(天候のあられ)に似ている事から「あられ」と呼ばれるようになったとの事ですので、小粒のが「あられ」で若干大きめのサイズが「おかき」と言えると思います。具体的にはひなあられのような感じですね」
なるほどー、やっぱり大きさなのね。私の勝手な解釈もそんなに間違っていなかった様子。あられは音でいうと「ぱらぱら」と言う感じかな?

「せんべい」と「おかき」と「あられ」の見分け方 | エキサイトニュース
煎餅(せんべい)とは、穀物の粉を使って作る食べ物の一つである。多くは薄い形状をしている。
(中略)
米を原料とするものは、米菓煎餅(べいかせんべい)ともいい、主に関東で古くから煎餅と呼ばれて作られてきたものである。醤油や塩による塩辛い味付けのものが多い。主に粳米(うるちまい)をつぶしたり搗(つ)いたりして延ばしたものを焼いてつくる米菓で、関西では、餅米を利用したかきもち(薄焼き)やあられ(粒状のもの)等の仲間として、おかきなど総称される。餅米を使い、油で揚げて作る米菓を揚げ煎餅(あげせんべい)と呼ぶように、現在では必ずしもうるち米だけが原料ではない。
(中略)
関東では、米菓煎餅を焼いて売る煎餅屋も多くみられる。関西では煎餅屋というもの自体が少なく、主におかきやあられ屋で販売しているなど販売形態なども東西で大きく異なる。

煎餅 - Wikipedia
おかき(御欠)は、餅米を原料とした菓子。かき餅とも。
(中略)
餅を小さく切り(欠き)、乾燥させたものを表面がきつね色になるまで炙ったシンプルな菓子。小粒なものをあられと呼ぶが、本来はもち米をそのまま炒ったものをあられ、なまこ餅(ナマコに似た形状に成形された餅)を切って干し、焼いたもの(かき餅)をおかきと読んでいた。しかし現在では同じ餅を原料とした焼き菓子を大きさで区別しているに過ぎない。なお、これらの区分はJAS規格などに定められたものではなく、おおよその大きさで呼び方を変えている(いずれも米菓として区分)だけで明確な基準は無い。焼く代わりに油で揚げたものを揚げおかき(揚げあられ)と呼ぶ(歌舞伎揚げなどが有名)。

おかき - Wikipedia
あられ(霰)とはあられ餅(霰餅)の略で、米餅を長さ2、3センチ、縦横5ミリ程度の長さに切り、火で炙った菓子である。

一般的には火で炙るが、油で揚げた物もある。
(中略)
また、餅をかなり細かく裁断したものは、お茶漬けの具としても使用されている。これは茶漬けを食べる際に歯ざわりの良い物として入れられていたが、後に茶漬けが湿気るのを防ぐ乾燥剤の役割を果たしていることが判り、標準化した。密封の技術が発達した現在でも香ばしい風味が好まれ、茶漬けの標準的な具として入れられている。また、このあられのことをぶぶあられとも呼び、ぶぶと略されることもある(ぶぶ漬けは京言葉のお茶漬けのこと)。

同じく米を用いた菓子に煎餅があるが、こちらは餅(餅米)ではなくうるち米を用いる。

あられ (菓子) - Wikipedia

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