HDDを廃棄する際は、データのセキュリティにも配慮するため、物理的に破壊したい。
ということで、分解して壊すことにした。
今回のターゲットは CONNER CFS635A という容量が 635MB という、もう見てらんないぐらい古いHDD.
どうやら Seagate のハードディスクっぽい。
こいつは、古いCOMPAQのPC内に居座っていた。
分解するには、トルクスねじをはずす専用のドライバーが必要。
今回は T-15H と T-8H という規格サイズに対応したドライバーを使った。
トルクスねじ専用ドライバーのビット
HDDの両面がいくつかのトルクスねじで締められている。
"VOID WARRANTY IF REMOVED" と書かれたシールもはがして、その下にあるトルクスねじもはずす。
トルクスねじをはずした後は、大きめのマイナスドライバーなどを利用してテコの原理でカバーをはずす。
分解されたHDD
プラッタを壊すときには要注意。
CD-ROMやCD-Rと同様に、割ると、砕けて飛び散る。
ついでに、IBM Deskstar IC35L080AVVA07-0 (82.3GB) も破壊する。
こいつは、PCサーバに設置しておいたら、1年で壊れた不届きモノ。
プラッタをはずすのに、もっと細かいドライバーが必要だったが、そんな小さいドライバを持っていないので、強引にプラッタを壊したら、砕けて、飛び散る飛び散る。
ストレージの基礎用語: 磁気ディスク装置(ハードディスク)とは [SCSI-HDD, IDE-HDD] - FUJITSU Japan によると、
平均故障間隔時間(MTBF:mean time between failures)が、SCSIハードディスクは120万時間、IDEハードディスクは60万時間と、2倍の差がある。
ということは、
600000 / (24 * 365) ≒ 68.493
で、68年は稼動してくれなきゃ。
しかし、この文章をよく読むと、
また、SCSIなど他の接続方式に比べて簡単で低コストですが、同時に 2台までしか接続できない、最大容量が 528メガバイトまでなど、機能が制限されているデメリットがあります。
最大容量が528メガバイト?
ATA100とかそういうのは考慮されていない時代のIDEという括りらしい。
最近のHDDは、どれぐらいで壊れるんだろう……
参考:
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Posted by NI-Lab. (@nilab)