子どもと過ごしている時間は「お金で買えない幸せ」だなぁと思う。

でも、お金で買える幸せも世の中にはたくさんあるんだから、みんながみんな無理して子どもをつくることもないよな、と思った。


子どもと過ごす時間は「お金で買えない幸せ」だけど、働いていたら稼げていたであろう金額を算出することだって可能なので、それを思うと実は「お金で買える幸せ」でもあるのかなとも思えた。


以前、会社を突然辞めてしまった人がいた。その人がよく「家庭の事情で」という言葉を使っていたのを思い出す。仕事中に奥さんから電話がかかってくることがたびたびあったので、何か家庭の事情で大変なのかなとも思った。


育児のために時短勤務をはじめて1年がすぎた。

やはり、残業できない・働く時間が短い、というのはサラリーマンにはなかなかきびしい。時短勤務をはじめて、周囲からの評価が下がっているのも感じる。

短い時間の中であれもこれもと求められて、できていないと責められて。休日出勤も辞さない人たちと一緒に働くというのはしんどい。結局、何も成すことができない。

でも、これも自分で選択したことだから仕方がないかなとも思う。


半分は諦めで、半分は開き直りで。

しばらくは、こんな調子でやっていくしかないなと思いつつ、将来のことを考えてしまう。

いまは子どもが最優先なので、この選択で間違いないと思っている。

子どもが大きくなって自分の手を離れたときに、自分のために自分が望むような生き方ができるようになっているだろうか。

そのための準備をしておきたい。

ref. [ヅ] 時短勤務はじめました (2014-10-01)

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Posted by NI-Lab. (@nilab)