Robin Williams の『ノンデザイナーズ・デザインブック』を読んで。
ロビンの4つの基本原則。コントラスト、反復、整列、近接。
近接 Proximity
関連する項目をまとめてグループ化する。関係ない情報同士を近づけない。
見出しと段落の距離が等間隔だと、見出しがどちらの段落と関連するかわかりにくい。
近接の基本的な目的は組織化。
整列 Alignment
すべてのものを意識的に配置。離れて置かれた要素が透明な線によって結び付けられる。
強い透明の線に揃える。
行き場所ない空白は、要素を切り離してしまう。
ページ上のすべての要素が他の要素と視覚的つながりを持つようにする。一体化と組織化。
反復 Repetition
デザイン上の何かの特徴を繰り返す。
読者の視線をコントロールする視覚的なトリック。太字 (ボールド) の反復。最後まで見た後に、最初の行へ視線が移動する。
反復とは完全に同じものを繰り返すだけではない。
反復は一体化と視覚的なおもしろさを加える。おもしろそうに見えれば、読んでもらえる可能性が高くなる。
コントラスト Contrast
2つの要素が同じでないのなら、はっきりと異ならせる。
太い書体 (フォント) の見出しでコントラストを強調。
情報の組織化。ページにおもしろみを作り出す。おもしろそうに見えれば、読んでもらえる可能性が高くなる。
4つの基本原則を知るだけで、見違えるようなデザインに。コミュニケーションを強化する活字のアレンジについて、解説。デザインの基本原則を適用して、名刺、チラシ、パンフレット、広告、ウエブサイトなどをデザインする際のテクニックを解説。レイアウトデザインの基本書。
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Posted by NI-Lab. (@nilab)