「ファンタジー4」って言うとたいていファイナルファンタジー4と間違われたりするんだけど、そうじゃなくて Phantasie 4 というゲーム。

いまだに攻略本を捨てられなくて、手元に置いてある。

ファンタジーIV ハンドブック

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ファンタジーはFantacyではなくPhantasieです。なお、手元の辞書にはPhantasyという言葉が載っていますが、説明は「=fantasy」だけですけど、これにちなんでいるのでしょうか。いずれにしても、いかにもファンタジーの優れモノRPGでした。ファンタジー1は「ジェルノアの章」、2は「フェロンラの章」ということで、ジェルノア島とフェロンラ島で悪の親玉ニカデモスを倒そうとするも惜しくも逃げられ、3の「ニカデモスの怒り」にいたって、スカンドール大陸征服の野望を抱くニカデモスと対決します。ここまでで一応のストーリー完結はあるのですが、4「英雄の血脈」では1~3の島・大陸全てが舞台となり、ニカデモスを倒したパーティ達の子孫世代という設定で話は展開するのです。

Old Games
・複合種族を作ることができる
 元々より、シリーズのメインキャラであるウッド卿、賢者フィルモン、そしてニカデモス(!)が用意されていまして、この他3で使ったキャラを「栄光の殿堂」に転送することができます。これらのキャラのうち二人を祖先として設定することで、その子孫ということである程度能力値などが遺伝したキャラを作ることができます。ところで、悪の親玉ニカデモスというのが気になりますが、なんと、祖先に指定すると子孫が作れないのです。つまりはシャレらしいのですね、単なる。

(中略)

スタークラフト黄金時代
 ファンタジーは元々はアップル版のゲームでして、アメリカのSSI社が作ったものを、日本ではスタークラフトがNEC用に移植したものでした。1,2は画面構成など若干手を入れただけだったようですが、3の場合はウィンドウ画面の採用やマウス対応などにより、元々のアップル版とはかなり異なる、半日半米製ともいえるようなものとなり、さらに4はほとんどスタークラフト製ゲームといえるようなものとなっていたそうです。(たしかに雑誌で見たアップル版の3とPC98のものは相当に見た目が違っていました。)
 マイトアンドマジックの後期作などでもそうでしたが、この頃のスタクラは米国のソフトハウスと連携して開発をするケースが多くなり、日米同時発売なんていうケースもあったものでした。

ファンタジーシリーズ

そういや身体のパーツそれぞれがダメージを受けると損傷していくシステムだった。

Phantasie日本語版は1986年に今はなきスタークラフト社によって発売されました。
オリジナルは1985年にアメリカのSSI(strategic simulations Inc.)社によりCommodore 64、Apple2で発売され、それを日本語に完全移植し発売されました。
今回、思い入れの強い且つオリジナルを所有している関係でPC88での攻略となっております。
今となっては当たり前ですが、歩いたところだけがmappinngされていく、オートマップを始めて体験したのはこのゲームでした。

Phantasieはシリーズ4まで発売されていますが、実は最初にプレイしたのは3です。このころ小学校高学年だった私には痛い出費で(確か9800円?)で購入したにもかかわらず、いきなり殺されまくり、胴体や手足がもげまくりでした。
悩んだ私はいきなり3からやるから出来ないんじゃないかと思い、中古ショップでこのPhantasie1と2を購入しました。
そこに待っていたのは小学生の自分の想像をはるかに超える難易度でした。
オヤヂになった今、ニカデモスに復讐を誓います。

リベンジ!パソコンR.P.G Phantasie 作品紹介
3で完結したはずのファンタジーシリーズの4作目。プレイヤーキャラクターの先祖を設定して、その血脈を受け継いだ子孫でプレイできるので、いろんなオリジナル種族を生みだしたりできる。種族としてはガーゴイルとヒルジャイアントがつくりにくい。体のどこにダメージを負ったかで行動に制限ができたり、攻撃のアクションも数多くある(あまり重要ではないようだけど)。

Tagoo : MSXソフトウエア検索 : ファンタジーIV英雄の血脈 レビュー - キャラづくりが楽しい
ファンタジーシリースの第4弾。
前作で倒したニカデモス。彼の息子であるアラサモスを倒し、探索に出たまま戻らないゲオフリー卿を助け出すことが目的である。

マウス操作を意識したGUIとなりグラフィックもさらに洗練されたものになった。
戦闘も今作からはタクティクスバトルに変更になり、 少々、取っ付き難くなった分オート戦闘機能などが新たに追加され戦闘もあまり苦にはならないだろう。
とは言え、毎作のように厳しい戦いを強いられることには変わりないのだが・・・。
また、ダンジョンも広く複雑になり一層と難易度もアップした。
混血種族のキャラクタが作成できるだけあって、数々の混血種モンスターが登場する。
イベントも当時のスタークラフト製特有のアドベンチャー要素が強いものになっている。

Ancient Memories ~蘇れ名作たち~

Ref.

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Posted by NI-Lab. (@nilab)