グスタフ・クリムト展に行ってきた。
館内は当然写真撮影禁止・・・だと思ってたけど一部OKだった。
スタックレー・フリーズ 下絵。
せっかくなのでトートバッグと黄金の騎士カレー (とクリムト関係ないけど鉛筆) を購入。
「黄金の騎士カレー」はホテル・ナゴヤキャッスルと愛知県美術館の共同開発商品。
ナゴヤキャッスル(名古屋市西区樋の口町3、TEL 052-521-2121)は現在、愛知県美術館と共同開発したレトルト商品「黄金の騎士カレー」を販売している。販売は昨年12月21日から。
同企画は、同美術館で開催中の企画展「生誕150周年記念『クリムト 黄金の騎士をめぐる物語』」を記念したもの。牛肉、タマネギ、リンゴ、香辛料などで、「ホテルシェフが培ってきた伝統と品格が漂う、ふくよかで香り高い味わい」(同ホテル担当者)。パッケージデザインは、同美術館所蔵のグスタフ・クリムトの作品「人生は戦いなり(黄金の騎士)」をモチーフにした。
昨年からホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」の客室をギャラリーにするアートフェア「ART NAGOYA」を始めた同社。「ナゴヤキャッスル=ART」のイメージをより確立させる目的と、「日本の家庭で最も愛される」食品であるカレーを通じて、同美術館と所蔵する作品「人生は戦いなり(黄金の騎士)」に親しんでほしいという、2者の思いから企画・製造した。価格は500円(1人前200グラム)。
名古屋のホテルが「黄金の騎士カレー」-「クリムト」展で美術館とコラボ - 名駅経済新聞
試食に先立ち、横尾副総料理長から「美術館のリクエストに応え、甘くまろやかさの後にスパイスが追いかけてくるオリジナルカレーを作り上げました。」という説明をいただきました。
(中略)
実際に食べてみると、まず、まろやかで、ちょっと甘い上品な味が口に広がります。
そして一呼吸、いや二呼吸ほどしてから、スパイシーな心地よい刺激がやってきます。
クリムトの官能的な世界を「まろやかな甘さ」で、その強い意志を「スパイス」で表現した絶妙の味わいです。
試食会に参加いただいた方からは、
「後から口の中に広がるスパイシーな風味が大人のカレーらしく期待以上の味で大満足です。」
「『最初はまろやか、後からスパイスが追いかけてくる』というイメージの再現率の高さに驚きました。」
「大変上品な奥深い味のカレー、おいしかったです。まるでクリムトの絵に出てくる色とりどりのモザイクのように色んな味わいが楽しめました。」
といった感想をいただきました。
愛知県美術館ブログ
並々ならない力を注いで開催される展覧会とあって、今回はグッズにも目玉あり! それが「黄金の騎士カレー」なんである。昨今の展覧会では本当に多彩な記念グッズが販売され、来場者にとってもうひとつのお楽しみとなっているが、「黄金の騎士カレー」は地元の名門ホテル・ナゴヤキャッスルと共同開発した愛知県美術館オリジナル。文字どおり県美の代名詞《黄金の騎士》をモチーフに、試行錯誤の末、ぜいたくなビーフカレーに仕上がった。そこで展覧会初日に先駆けて一般向け試食会が行われ、公募で集まった18人の美術ファンが参加。ひと足早く舌鼓を打った。
(中略)
説明にあったとおり、ちょっと甘めでまろやかな口当たり。しかし徐々にスパイスが効いてくるようで、みなさん最初は「案外、甘いですね」と言っていたのに、やがて「だんだん汗が出てきました」と驚く。辛さのランクとしては“中辛”。ただ、館長は当初“激辛”を考えていたんだとか。さすがに激辛は食べられない人もいるであろうということで中辛に落ち着いたそうだが、館長のスパイシーさへのこだわりはハンパなかった様子。その心は、「クリムトが《黄金の騎士》を描いた時の強い気持ちを表したかった」から。クリムトは、帝政時代のオーストリア・ウィーン美術界の古い体質に反発。どんな非難を受けようとも、新しい表現を求めて格闘しつづけた。そして《黄金の騎士》には、クリムト自身の生き方が投影されている。館長は、そんなクリムトの精神性を辛さに託したかったのだ。
愛知県美術館とナゴヤキャッスルのコラボレーションで クリムト《黄金の騎士》をモチーフにしたカレーが完成 - インタビュー&レポート | ぴあ中部版WEB
パンフレット。
出品作品リスト。
グスタフ・クリムト(1862-1918)はウィーンの世紀末美術を代表する画家です。クリムト独自の甘美で装飾的なスタイルは、今なお多くの人々を魅了し続けています。
1990年に愛知県美術館に収蔵された《人生は戦いなり(黄金の騎士)》(1903年)は、日本の公立美術館で初めて収蔵されたクリムトの絵画作品です。世界各地で開催されてきた重要なクリムト展にたびたび出品されたこの作品の存在は、今や世界的にも広く知られています。本展では、様々な側面を検証することで、この作品にまつわる物語をひもときます。
国内外のコレクションによるクリムトの油彩画約10点、素描約30点を中心に展覧される本展は、クリムト芸術の新たな側面を発見できるまたとない機会となるでしょう。
なお、本展は愛知県美術館の開館20周年を記念して開催されます。
生誕150年 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語 公式サイト|愛知県美術館
クリムト生誕150年と愛知県美術館開館20周年の記念展。
クリムトは、1862年ウィーン近郊で生まれ、代表作「人生は戦いなり<黄金の騎士>」
「接吻」はとくに有名。
中でも愛知県美術館収蔵の<黄金の騎士>は日本の公立の美術館が収蔵した
最初のクリムトの油彩画で、世界各地で開催された「クリムト展」に出品されてから、
その存在が世界に知られるようになった。
今回の展覧会では、国内外のコレクションからクリムトの油彩画10点、
素描30点をはじめ、クリムトとの関わりの深いウィーン工房の作家の作品などを展示し、
クリムトを側面から検証し、<黄金の騎士>をめぐる物語を紐解く。
生誕150年記念 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語|東海テレビ
クリムト黄金の騎士をめぐる物語展も最終週に入り、多くの入場者でにぎわっています。先週の金曜日には5万人を達成したばかりですが、土曜日、日曜日も大勢の来場者を迎え、週明けの火曜日の午後には早くも6万人目の入場者を数えました。
愛知県美術館ブログ
Ref.
lat: 35.170897, lon: 136.911387
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住所: 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2 愛知芸術文化センター10階
TEL: 052-971-5511
tags: art
Posted by NI-Lab. (@nilab)