環境: iTunes 8 (Windows XP)

C:\Documents and Settings\username\My Documents\My Music\iTunes をまるごとコピーしてバックアップ完了。
バックアップ先は D:\iTunes とする。

リストアには iTunes Music Library.xml を使う。

“iTunes ライブラリ”は「iTunes」が音楽を管理するときに使用するデータベースです。「iTunes」では 2 つの“iTunes ライブラリ”が作成・管理されており、それぞれ異なる目的で使用されます。どちらのライブラリも「iTunes」フォルダにあります。

Mac OS X
/ユーザ/<ユーザ名>/ミュージック/iTunes/iTunes Library
/ユーザ/<ユーザ名>/ミュージック/iTunes/iTunes Music Library.xml

Microsoft Windows
\ドキュメントと設定\<ユーザ名>\マイ ドキュメント\マイ ミュージック\iTunes\iTunes Library.itl
\ドキュメントと設定\<ユーザ名>\マイ ドキュメント\マイ ミュージック\iTunes\iTunes Music Library.xml

これら 2 種類の“iTunes ライブラリ”ファイルはそれぞれ異なる目的で使われます。

“iTunes Library”(Windows では“iTunes Library.itl”)
このファイルは、ライブラリ内の曲および作成したプレイリストのデータベースです。一部の曲に特有のデータはこのファイルに保存されます。ファイルを削除すると、「iTunes」を開いたときに何も入っていないファイルが新しく作成されますが、プレイリスト、曲の格付け、コメント、その他の作成した情報は失われます。“iTunes Library”ファイルは「iTunes」でのみ使用されます。

注意:ライブラリのファイル名は、「iTunes」の、4.9 より前のバージョンでは“iTunes 4 Music Library(Mac OS X 用)”、“iTunes 4 Music Library.itl(Windows 用)”となっていました。「iTunes 4.9」またはそれ以降にアップデートすると、以前のライブラリファイルは“Previous iTunes Libraries”フォルダへ移動されます。

ヒント:新しいバージョンの「iTunes」には“iTunes Library”への新機能が含まれることがあります。「iTunes」の新しいバージョンをインストールし、それを開くと、既存のライブラリを新しいものにアップデートし、古いライブラリのコピーは“Previous iTunes Libraries”フォルダに置きます。「iTunes」の最新バージョンへのアップデートがすべて正しく行われれば、古い“iTunes Library”ファイルは削除してかまいません。

“iTunes Music Library.xml”
このファイルには、“iTunes Library”ファイルに保存されているのと同じ情報の一部が含まれています(すべてではありません)。“iTunes Music Library.xml”ファイルの目的は、音楽やプレイリストをコンピュータ上の他のアプリケーションでも利用できるようにすることです。Mac OS X では、「iLife」アプリケーション(「iPhoto」、「iDVD」や「iMovie」など)でこのファイルが利用されており、自分のプロジェクトに “iTunes ライブラリ”の音楽を簡単に追加することができます。

iTunes ライブラリファイルとは?

iTunes Music Library.xml ファイル内に書かれているパス(ここでは C:/Documents%20and%20Settings/username/My%20Documents/My%20Music/iTunes)をバックアップ先(ここでは D:/iTunes)のものに変更する。
ファイル内では、「\」は「/」で、半角スペース「 」は「%20」に置き換えられている。パスはファイル内にたくさんかかれているので一括変換。
これで、新しくインストールした iTunes に iTunes Music Library.xml をインポートする。

すると

[iTunes Music Library.xml]ファイルの一部の曲が見つからないため、インポートができませんでした。

というダイアログが出現したけど、今回はファイルの数を見た限りではちゃんとインポートできてた。
歌詞もアートワークもちゃんとインポートされてるっぽい。

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Posted by NI-Lab. (@nilab)