原作を先に読んでいる身としてはまぁまぁ楽しめたけど、残念ながら「すげーおもしろい」という感じはない。あんまり人にはおすすめできない感じ。ガラスがガシャーンなシーンとか映像効果はけっこう楽しかったけど。

個人的に不満な点は。。。

・上映時間が長い(2時間43分)。
・映画の前半部分で眠いところが多い(なんかだらだらしてて、フォレストガンプを思い出した。あれもけっこうだるい)。
・原作に忠実すぎて映画としていらないような要素をこれでもかという感じで詰め込んでいる。おかげでストーリーの柱がわかりにくくなってた(まぁ、原作がもともとそうなんだけど)。
・原作を読んでいないと見落としそうな細かい要素。
・コスチュームは現代風にしてくれてもよかったのに(^_^;)。古臭い感じ(これも原作がもともとそうだから……)

挙げていってみると「原作に忠実」なのがイマイチだったのかなぁ。。。

あとは、R15にならないようにいろいろ削ってくれてもよかったのに。たぶん、この作品は過剰な暴力やエロがなくてもなんとかなると思うので。

3月28日より丸の内ルーブルほかにてロードショー
(中略)
残念ながらこの期待は裏切られたが、原作者と監督双方のファンとして、この映画は否定できない。メインストーリーはもちろん、画面の構図から、街路の落書きまでもが原作通りで、ザック・スナイダー監督が「可能な限り原作通りに」を誠意を持って実践したことが画面から伝わってくるからだ。

スーパーヒーロー活動が違法となった世界で、ヒーローたちはどう生きるのか。物語は幾重にも読めるが、アメコミの歴史を踏まえたスーパーヒーロー懐疑論でもあることは見逃せない。ティム・バートン版「バットマン」が神経症患者として描き、「ダークナイト」が集団に属さない自警団員として描いて、ヒーローの隠された顔は暴かれてきたが、この物語は次元が違う。スーパーヒーローという概念そのものの根底にある危うさを暴き出すのだ。

ウォッチメン : 新作映画評論 - 映画のことならeiga.com
ついに全米公開された「ウォッチメン」。気になる週末3日間の興行成績は、約5600万ドルでした。上映時間が約2時間40分、R指定、さらに一般層には受けにくい内容、といった不利な状況ながらも十分なヒットとなりました。

しかし、この興行成績の内の4000万ドル近くは木曜の夜から金曜にかけて行われた深夜興行で稼いだもの。ということは、土日では1000万ドル弱しか稼げなかった事になります。それはつまり、原作ファンが公開日に一斉に押し寄せただけで、その他の客層には全く受けていない事になります。これからの客足の伸び具合で、結局「ウォッチメン」は原作ファンしかウォッチしないのか?が分かるので、来週末まで興行収入を要ウォッチです。

「ウォッチメン」はヒーローの活躍ではなく、ヒーローの存在を掘り下げていく物語ですし、暴力描写は激しく、内容は難解です。誰もが興味を持てるような内容ではありません。そんな原作の内容をマイルドにして、少しでも多くの客を取り入れようとする事も可能ですが、製作者たちは決して妥協せずに映像化しました。「ウォッチメン」の監督のザック・スナイダーはインタビューでこう語っています。「『ウォッチメン』は『カッコーの巣の上で』や『タクシードライバー』のように描くべきなんだ」。「ウォッチメン」の物語とどんな共通点があるのか、気になる方はぜひ映画館へ足を運んでみて下さい。

マッシュ・アップ:フィルムズ:ついに全米公開された「ウォッチメン」を、誰がウォッチしたのか? - livedoor Blog(ブログ)
Who watches the Watchmen? (誰が見張りを見張るのか?) がキャッチフレーズ?のアメコミ。
2009年3月28日に映画版ウォッチメンが公開されるらしい。ちょっと見たいかも。
各国のオフィシャルサイトでそれぞれ違う予告動画が見れる。

ヅラずれなるままに(2009-02-09) - ウォッチメン

Ref. ウォッチメン (NI-Lab.'s MemoWiki - watchmen)

なんだか予告編に初代ナイトオウルのあの重大なシーンが映っているように見えるけど、本編であのシーンはなかったような。。。


-> WATCHMEN Japanese Trailer (ウォッチメン予告編)

やっぱり『205分ロングバージョン ウォッチメン』が用意されてるのかも。。。

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