ヅラッシュ！ by NI-Lab.

Firefly Media Server は、以前は mt-daapd という名前だったらしい Digital Audio Access Protocol (DAAP) サーバ。
Linux サーバにmp3音楽ファイルを置いて、複数のPC上のiTunesから共有したいと思って試してみた。

まずは、Debian etch 上でインストール。

# apt-get install mt-daapd
# dpkg -l | grep mt-daapd
ii  mt-daapd  0.2.4+r1376-1.1+etch2  iTunes-compatible DAAP server
# /etc/init.d/mt-daapd restart

なぜか restart しないと起動してくれなかった(インストールしたときに、起動したっぽいメッセージが出てたのに)。

/etc/mt-daapd.conf が設定ファイルだけど、とくに何もしないでOK(後々にパスワード変更するとかぐらい？)。

http://hogeserver:3689/ (ここではhogeserverはLinuxサーバのホスト名) にアクセスして、Webインターフェースから設定できる。ユーザー名は mt-daapd でパスワードも mt-daapd となっている。
メニューから configuration を選んで、[Music Files]->[Music Folder] にmp3ファイルを置いてあるディレクトリパスを指定。
メニューから server status を選んで、[Start Scan] をクリック。

iTunes は自動的にDAAPサーバを探してくれる。設定とか不要。
ただ、同じサブネット上のサーバじゃないと見つけてくれないらしい(FONとか使ってると使えない)。
楽曲ライセンス問題とかかなぁ。
DAAPサーバにある曲はiTunesのプレイリストに入れることができないし、iPodに転送することもできないみたい(´・ω・`)

mt-daapd はほとんどの POSIX 互換の OS で動作する DAAP サーバです。 iTunes と同じプロトコルを使って音楽コレクションをローカルネットワーク越しに共有できますので、本当の iTunes ユーザもあなたの音楽を聴けます。

さらに、音楽が FLAC、Ogg Vorbis、又は Musepack のような秘教的なフォーマットの場合、オンザフライで他のフォーマット (通常 WAV) に変換できますので、音楽コレクション全体を通常の iTunes クライアントで視聴できます。

また、サーバコンポーネントを制御するために利用可能なウェブインターフェイス、トリガーデータベースの更新、そしてプレイリストの作成も特徴です。

Debian -- etch の mt-daapd パッケージに関する詳細

Firefly Media Server の新バージョンのリリースをご案内いたします。 Ron Pedde 氏が構築したこのオープンソースサーバーは、SoundBridge および SoundBridge Radio とシームレスに連動し、他のメディアサーバーを超える多数の利点を提供します。 Firefly Media Server は新しい Roku Server Protocol（RSP）をサポートし、標準的なサーバーで現在使用可能な機能を上回る豊富な機能を装備しています。
(中略)
Firefly は、iTunes 音楽ライブラリの構造を取り込むことが可能です。したがって、ユーザーは FireFly を使用するときに、iTunes を実行していなくても、自分のプレイリストすべて（スマートプレイリストを含む）を見ることができます。
(中略)
・Firefly では、MP3、AAC、WMA など多数のオーディオフォーマットがサポートされています。 Windows では FLAC と OggVorbis がサポートされ、Mac では Apple Lossless がサポートされています。
・Firefly は Windows、Mac、Linux 上で動作し、オープンソースのソフトウェアであるため、コミュニティにも貢献します。

Roku - SoundBridge Support - Firefly Media Server

Ref.
-Firefly Media Server :: Home Page
-LinuxでのDAAPを用いたミュージックのネットワーク共有 - SourceForge.JP Magazine
-nofuture.tv - iTunes Serverを作るメモ
-mt-daapd/firefly - PukiWiki