qmailは長らくソースコードの状態で配布が許され、コンパイル済みの状態で配布される場合には、 ディレクトリ構成を変更しないなど定められた条件に合致した場合のみ配布が許され、 各OSでの独自のソフトウェアパッケージを作成することは困難であったが、 2007年11月30日、ダニエル・バーンスタインはqmailをパブリックドメインに置くことを宣言した(略)

qmail - Wikipedia
I hereby place the qmail package (in particular, qmail-1.03.tar.gz, with MD5 checksum 622f65f982e380dbe86e6574f3abcb7c) into the public domain. You are free to modify the package, distribute modified versions, etc.

Information for distributors

Richard Blum 著「qmail メールサーバの構築 (Expert UNIX Series)」 という本がずっと手元にあって qmail とか daemontools とか djbdns についての解説がけっこういい感じ。でも、もう qmail は使わないだろうなー。本捨てちゃおうかななんて思ってたところ。。。

個人的には postfix より qmail のほうがいいと思ってたけど、qmail はライセンスの問題でOSのパッケージ管理システムでインストールできなかったり、作者独自のディレクトリ構成とかが非常に不便。

でも、これでちょっとは改善されるなら本を捨てないでおこうかな。。。

Ref.
-qmail: the Internet's MTA of choice
-Bernstein releases code to public domain
-qmail 情報
-スラッシュドット・ジャパン | DJB、自作ソフトウェアすべてをパブリックドメインに

tags: zurazure

Posted by NI-Lab. (@nilab)