ALPSLAB route (アルプスラボルート) は、ドライブルートやジョギングコースなどのルートを作成して公開できるルート共有サービス。
GPSトラックデータや ALPSLAB route のルート作成ツールで作った経路情報を、投稿して公開することができる。
ALPSLAB route で公開されているルートは、ルート再生時に付近の写真(on Flickr)や高度情報も表示できる。また、ルートを自分のブログやウェブページに Flash (swfファイル)として貼り付けることも可能。

というわけで、いろいろ試してみる

リトルワールド~博物館明治村

リトルワールドから博物館明治村へのルートを作ってみた。
ALPSLAB route (ルートを作成) で「道に沿って結ぶ」を選択しておいて、「リトルワールド」と「明治村」にポイントを追加しただけで、自動的に経路情報が出来上がる。けっこうまともなルートになった。

右上の「A」アイコンをクリックすると、経路付近の写真と高度情報が見れる

ルート作成ツールで ALPSLAB slide 用のデータも作れる

経路情報の緯度経度リストが生成されるから、このまま ALPSLAB slide へ流用可能(たぶん)。

Google Earth で 3D?ルート再生

投稿したルートは、KMLファイルでダウンロードできるので、そのまま Google Earth でルート再生できる。
急角度で曲がりまくるルート見てたら、酔った。ゥゲ。

国道42号線走行GPSトラックデータ : 白浜(和歌山) ~ 奥伊勢(三重)

せっかくなので、手持ちのGPSトラックデータを投稿してみた。

国道42号線を白浜(和歌山)から奥伊勢(三重)へ向かって走行したGPSのトラックデータ。
途中にある道の駅にすべて停車したけど、トラックデータにその痕跡はいまいち残っていないっぽいかもしれない気がする(曖昧魑魅魍魎)。

なぜか、あまり道路に沿っていないカクカクしている精度の低いデータになってしまっている。
原因を調べてみると……

Q:トラックの時刻がおかしいのですが?
A:GARMIN社製の一部の機種(eTrex シリーズ)では、トラックデータを「保存(SAVE)」という操作をすることができます。「保存(SAVE)」したトラックデータは時刻情報が削除されて、データ自体も最小限のポイント数に間引かれます。カシミール3Dで速度のグラフなどを描きたい場合は、GPS上で「保存(SAVE)」操作を行わないようにしてください。なお、時刻情報が削除されたトラックに擬似的に時刻を割りふることが可能です。

カシミール / Q&A

不覚 orz
GPS端末がポイントデータを間引きやがった。
時刻も削除されてしまったので、EXIF写真とGPS位置情報を時間で紐つけて、写真に自動的に緯度経度を付加できなくなってしまった。

ALPSLAB base の RSS から ルートを拾う

ALPSLAB base の RSS は地域毎に配信されているので、狙った地域だけのルートを取得することが可能。

たとえば、こんな感じの Item 要素。
id=119571edfc3f0416ae2a8e5b378c75e2 ってIDが入っている感じ。


<item rdf:about="http://route.alpslab.jp/watch.rb?
id=119571edfc3f0416ae2a8e5b378c75e2">
<title>NI-Lab.'s ALPSLAB route: 春日井IC~夜明けの森きらめきパーク~ふれあい牧場~春日井IC</title>
<link>http://route.alpslab.jp/watch.rb?
id=119571edfc3f0416ae2a8e5b378c75e2</link>
<description>愛知県春日井市大泉寺町</description>
<dc:date>2006-11-01T16:11:56+09:00</dc:date>
<geourl:latitude>35.269415</geourl:latitude>
<geourl:longitude>136.99809305555556</geourl:longitude>
</item>

「このルートをあなたのブログやWebサイトに貼り付けよう」のHTMLコードは、こんな感じ。


<object width="320" height="240">
<param name="movie"
 value="http://route.alpslab.jp/fslide.swf" />
<param name="flashvars"
 value="routeid=119571edfc3f0416ae2a8e5b378c75e2" />
<embed src="http://route.alpslab.jp/fslide.swf"
 width="320" height="240"
 type="application/x-shockwave-flash"
 flashvars="routeid=119571edfc3f0416ae2a8e5b378c75e2" />
</object>

同じ値がIDに入っている。
ということは、RSSからルートのIDを取り出せば、ページ貼り付け用フラッシュのHTMLコードを動的生成できそう。
これを使えば、指定した地域の最新ルートを(RSSフィードに存在すれば)表示可能っぽい。Flickr画像表示はできないけど。

tags: zlashdot GIS ALPSLAB GPS

Posted by NI-Lab. (@nilab)