日本でも、インターネットでは自由な発言ができなくなるかも。Winnyにはそのあたりの匿名発言がしやすいという利点があったと思うのだけれど、ファイル共有ツールとしてしかクローズアップされない。

Richard Stallman:世界情報社会サミット報告

人権に対しては多少のリップ・サービスがあったが、インターネットを利用した「コミュニケーションの権利」(情報へのアクセスに限らず)の提案は、多くの国によって却下された。また、このサミットは、2005年の会合をチュニジアで行うことに関して批判を受けている。インターネットで政府を批判したとして人々を投獄しているチュニジアは、情報社会がしてはならないことの典型のような国である。

もっと小規模な弾圧としては、私が発表を行った公式の円卓会議で、議長は私に、持ち時間の3分よりもずっと早く「時間切れです」と告げた。この議長はその後、EPICの代表者に対しても同じことを行った。私は後になって、この議長がICC(International Chamber of Commerce:国際商工会議所)の職員だったと知った。なるほど、私たちを黙らせたかったのも無理はない。そして、サミットがわれわれの発表にわざわざICCの代表をつけるとは、なんとも意味深ではないか。

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