Lisp万歳! 使ったことないけど(^_^;

普通のやつらの上を行け ---Beating the Averages--- という文書を読んだ。これは、プログラミング言語の力の差について書かれている文書の翻訳(Paul Graham氏による文書をShiro Kawai氏が訳したもの)。プログラミング言語って、習得のしやすさや、ライブラリの充実さ、情報の多さ、とか使い道によっては重要なことがたくさんあると思うけど。

同著者による 技術野郎の復讐---Revenge of the Nerds--- では、主要言語の進化は最終的にLispに到達するようなことが書いてある。なるほど、Lispは「早すぎた天才」みたいなものかな。やっと他の言語が追いついてきた、と。この文書はいろいろ物議を醸したらしい。「Lispが最強で、他の言語はクズ」と言われりゃ、そりゃねぇ。

そして当然だけど、反論が来る。それをまとめたのが 「技術野郎の復讐---Revenge of the Nerds---」への反響 というやつ。で、その対応文書が簡潔さは力なり---Succinctness is Power---.

PythonとLispの関係について という反論もおもしろい。Lispよりも現実的なPythonのほうが良さそうに思えてくる。「Lispと違ってPython等は技術レベルが高くなくてもある程度使える」という感じ。そのほうが使い甲斐があるし、複数の人間が関わるときにやりやすい。そう考えると Lisp はビジネスに使いにくい。覚えにくいかどうか知らないけど、初心者向きでなければ趣味目的でも広まりにくそう。何に使うんだろ Lisp ...

Lisp プログラマのための Python 入門 を見ると、Lisp と Python には似たような特徴があるのかな。

せっかくだからそろそろ Lisp をやってみようか。というより 計算機プログラムの構造と解釈 第二版 をせっかく買ったのだから Scheme をやるべきか。

tags: Lisp zurazure

Posted by NI-Lab. (@nilab)