-麻耶 雄嵩 著 / 痾 (文庫)
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/406263970X/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->忌まわしい和音（かずね）島の殺人事件の後遺症で記憶喪失になった如月烏有（うゆう）は、記憶をとり戻そうと寺社に連続放火。すると焼け跡からは焼死体が発見される。その彼のもとに「今度は何処に火をつけるつもりかい？」と書かれた手紙が届く。烏有は連続放火殺人犯なのか？名探偵メルカトル鮎が真相に迫る新本格ミステリ。
-麻耶 雄嵩 著 / 痾
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4061818465/nilabwiki-22/ref=nosim/
-「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」 Book4062638916 の続編。「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」を読んでからじゃないとあまりおもしろくない。
-本格推理ミステリとしてはいまいちな内容。
-「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」の続編として読むと、ところどころに出てくる設定やセリフがとてもホラーのように感じてしまう。特にラストシーンの部分は続編として読むと、ホラーっぽい。
-「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」の続編のはずなのに、何かパラレルワールドな雰囲気でもある。「記憶喪失」とか「前作と食い違う設定を語る登場人物」とか。
-ミステリとしてではなく、主人公「如月烏有」の物語としてシリーズを通して読みたくなった。
-如月烏有シリーズの流れ: 「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」Book4062638916 -> 「痾(あ)」Book406263970X -> 「木製の王子」Book4062738295