麻耶 雄嵩 著 / 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)

麻耶 雄嵩 著 / 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)

-麻耶 雄嵩 著 / 夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062638916/nilabwiki-22/ref=nosim/

-本格推理小説風味の良書。
-ちょっと暗い話。救いがあるのかないのか微妙。
-最初の事件/謎が発生するのが遅い。そこまで、けっこう退屈。たるい。
-だらだらしたウンチクが多い。もうちょっと削ってくれてもいいのに……
-途中からテンポが上がっていくけど、猛スピードにはならない。うーん。
-ラストは驚愕。これはすごいと思った。おもしろい。
-でも、ラストのラストはそんなに驚愕しなかった(というか、やっぱりそれしかないじゃんっていうか……)。
-本格推理みたいに完全な謎解き演出は期待できないが、いろんな人が書いたネタバレ書評を読んで詳細がわかってきた。これはこれで楽しい。
-トリックは、まぁどうでもいいというか……でもストーリー的には悪くないトリック。

-(夏と)冬のソナタ(-。-) ボソッ

-続編の「痾」 Book406263970X はこの作品を読んだあとじゃないと、おもしろく読めないと思う。

-如月烏有シリーズの流れ: 「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ)」Book4062638916 -> 「痾(あ)」Book406263970X -> 「木製の王子」Book4062738295

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ネタバレ書評あれこれ

-夏と冬のソナタの結末の意味を教えてください
--http://mentai.2ch.net/mystery/kako/954/954276772.html
--->麻耶本人が「幻想文学」のインタビューで「合理的な解決はつけられるけれども、それではつまらなくなるので、あえてああいう終わり方にした」という趣旨のことを語っていました。だから合理的な説明は一応あるみたいですよ。

-「夏と冬の奏鳴曲(ソナタ) 」考察|カラクリリリカル
--http://ameblo.jp/mistery/entry-10007064720.html

-書評・ま行の作家
--http://www1.odn.ne.jp/~cck48750/bookreviewm2.htm

-ミドリ・サク・ヒビ 09 夏と冬の奏鳴曲/麻耶雄嵩
--http://midorisaku.blog69.fc2.com/blog-entry-205.html

-麻耶雄嵩とエラリー・クイーン
--http://www006.upp.so-net.ne.jp/eqfc/private6.html
---クイーンの「ドルリー・レーン四部作」のネタバレも含むので注意。深い作品だ……

- 大阪大学推理小説研究会レジュメ集 - 「夏と冬の奏鳴曲」レジュメ 99/7/24 文責 中根
--http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Club/8221/ledume/sandw1.html

-読後メモ - 1993年6-12月の感想
--http://www5a.biglobe.ne.jp/~nanatsu/19930612.html#nazonatsutofuyunosonata