ユーキャン新語・流行語大賞、Google 検索による流行語ランキング、きっず流行語大賞、きっず検索ランキング、ギャル流行語大賞などをまとめておく。

2015ユーキャン新語・流行語大賞

ぜんぜん流行ってなさそうな政治関連の言葉が入っているのが不思議。

[年間大賞]
爆買い [羅怡文さん(ラオックス株式会社 代表取締役 社長)]
トリプルスリー [柳田悠岐さん(福岡ソフトバンクホークス)、山田哲人さん(東京ヤクルトスワローズ)]

[トップテン]
アベ政治を許さない [澤地久枝さん(作家)]
安心して下さい、穿いてますよ。 [とにかく明るい安村さん(お笑い芸人)]
一億総活躍社会 [安倍 晋三さん(内閣総理大臣)]
エンブレム [東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会]
五郎丸(ポーズ) [五郎丸歩さん(ラグビー日本代表〈ヤマハ発動機ジュビロ所属〉)]
SEALDs [奥田愛基さん(SEALDsメンバー)]
ドローン [野波健蔵さん(千葉大学 大学院工学研究科・工学部 特別教授)]
まいにち、修造! [松岡修造さん(プロテニスプレーヤー)]

この賞は、1年の間に発生したさまざまな「ことば」のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選ぶとともに、その「ことば」に深くかかわった人物・団体を毎年顕彰するもの。

1984年に創始。毎年12月上旬に発表。読者審査員のアンケートを参考に、『現代用語の基礎知識』編集部がノミネート語を選出。選考委員会によってトップテン、年間大賞語が選ばれる。

選考委員会は、姜尚中(東京大学名誉教授)、俵万智(歌人)、鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、室井滋(女優・エッセイスト)、やくみつる(漫画家)、箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)で構成される。

※授賞が「トップテン=大賞」の方式になったのは第11回から。それ以前は、【新語部門】【流行語部門】【表現部門】等を設け、それぞれに授賞語を選定した。

新語・流行語大賞

ref. 新語・流行語大賞 第32回〔2015(平成27)年〕

2015年 Google 検索による流行語ランキング

ある程度機械的に抽出された流行語。ネットをあまり使わない人にとっても流行語と思われるランキングになっているかどうかが気になるところ。

大賞 マイナンバー
2位 ラッスンゴレライ
3位 エンブレム
4位 ドローン
5位 北陸新幹線
6位 あったかいんだから
7位 大阪都構想
8位 火花
9位 おにぎらず
10位 モラハラ

ref. Google JapanさんはTwitterを使っています: "本日発表される「現代用語の基礎知識」選2015ユーキャン新語・流行語大賞より一足早く、Google検索による流行語ランキングを発表します!みなさんの予想した言葉は入っていますか? https://t.co/Z2VOCIiYnw"

きっず流行語大賞2015

子どもの流行語。

1位 本能寺の変
2位 安心してください。はいていますよ。
3位 Splatoon(スプラトゥーン)
4位 五郎丸選手
5位 マインクラフト
6位 ドラゲナイ
7位 五輪エンブレム
8位 北陸新幹線
9位 あったかいんだから~
9位 ラッスンゴレライ
(※9位は同数票)

『きっず流行語大賞2015』は「Yahoo!きっず」内特設ページで「Yahoo!きっず」が選定した10個のキーワードの中から投票数で決定するものです。第1位「本能寺の変」は、ダンスユニット「エグスプロージョン」が歌う「踊る授業シリーズ」の1つです。学校の授業で習う題材をコミカルなダンスとリズムで表現し、子ども達の間で大流行しています。歌いながら歴史を覚えられることが人気の理由の1つのようです。「五郎丸選手」や「五輪エンブレム」、「北陸新幹線」は、2015年で注目を集めた事象に関するキーワードです。第3位「Splatoon(スプラトゥーン)」、第5位「マインクラフト」はゲームソフト名です。

Yahoo!きっず『きっず流行語大賞2015』と『きっず検索ランキング2015』を発表 / プレスルーム - ヤフー株式会社

ref. きっず流行語大賞&検索ランキング

きっず検索ランキング2015

子どもが検索したキーワードのランキング。学校の授業の中で検索しているキーワードも含まれてしまうので、子どもの意思とは関係ない影響も。

[総合]
1位 米
2位 ゲーム
3位 月
4位 点字
5位 胃

[人名 (総合)]
1位 ルイ・ブライユ
2位 AKB48
3位 織田信長
4位 嵐
5位 聖徳太子

[人名 (有名人・キャラクター)]
1位 AKB48
2位 嵐
3位 EXILE
4位 初音ミク
5位 HIKAKIN(ヒカキン)

[ゲーム]
1位 妖怪ウォッチ
2位 マインクラフト
3位 マリオ
4位 モンスターストライク(モンスト)
5位 パズル&ドラゴンズ(パズドラ)

『きっず検索ランキング2015』は「Yahoo!きっず」で1年間にもっとも調べられたキーワードのランキングで、「総合」「人名」など部門別に発表しました。「Yahoo!きっず」は全国の小学校や教育機関などで幅広く利用されおり、総合ランキング第1位の「米」は、大人が検索する場合は、ショッピングやレシピなどが考えられますが、子どもが検索する場合は、「米作りのながれ」や「日本の米どころ」など、学校の授業内容に沿った内容でした。そのほか、トップ5に入った「月」「点字」「胃」も同様に、学習での利用で検索数が上位を占めたキーワードになります。

一方で、人名ランキング第1位の「ルイ・ブライユ」は、6個の点を組み合わせる点字のしくみを考えたフランスの人物です。現在、小学生の国語の教科書に、「点字を考えたルイ・ブライユについて調べてみよう」という項目が含まれているものがあり、その結果、検索数が伸びていると考察されます。

Yahoo!きっず『きっず流行語大賞2015』と『きっず検索ランキング2015』を発表 / プレスルーム - ヤフー株式会社

ref. きっず流行語大賞&検索ランキング

2015年ギャル流行語大賞

ガールズエンタメ情報サイト「grp-ガールズ・リサーチ・プレス-」 (以前は「ギャル・リサーチ・プレス」だった) によるギャル流行語トップ10。選考方法は不明。

1位 パリピ
2位 〇〇かよ
3位 リア友
4位 初見(しょけん)
5位 cp
6位 鬼コ
7位 レベチ
8位 メンディー
9位 やーよ
10位 つ

今年の大賞に輝いたのは、パ-ティーピープルを略した言葉、「パリピ」!

クラブやフェス・ファンランといったノリの良い社交的な場所が好きな人々のことを指す言葉としてツイッターやインスタグラム、日常会話において多数使用されたほか、「昨日もパリピだった!」「パリピなう!」など、楽しんでいる状況を表す"日常をアゲてくれる"ギャル語としても大ヒットとなりました。

2位には、モデル・友人などのツイッターやインタグラムのSNS投稿に対し、ツッコミを入れる言葉としてブームになった「〇〇かよ」が登場! 「可愛すぎかよ」「面白すぎかよ」「イケメンかよ」「最高かよ」など、自分自身で「〇〇」の部分をアレンジ出来るのも人気の理由です。

3位には、学校やバイトなど実生活の中で遊んだり、話したりする友達=リアルな友達が略された「リア友」がランクイン。主にネットでしか繋がっていない友人・知人である「ネッ友」の対比語として人気を集めた他、友人関係を一言で説明出来る言葉としても頻繁に使用されました。

4位の「初見」は、ツイキャス主の放送を初めて見たユーザーが使用する言葉としてブームに。ユーザーが「初見です」とコメントすると、キャス主が「初見さん、いらっしゃい!」と返答する現象が見受けられるなど、キャス内の挨拶用語として多数使用されました。

5位には、10秒動画コミュニティアプリ・ミックスチャンネルや、ツイッターなどでカップル(couple)の変化形として頻繁に使用された「cp」が登場。「○○カップル」と書くのではなく、「○○cp」と書くことで今っぽいアレンジや、ファンに認められた公式感が演出出来るのも特徴です。

6位には、「鬼電」が変化した言葉として使用された、鬼コールの略語「鬼コ」が登場。「誰か○時に鬼コして!」「声聞きたくなって鬼コした」など、鬼=沢山、コール=電話といった意味合いでツイッターやラインなどで多数使用され人気を集めました。

7位には、リアル&ネットコミュニケーションにおいて頻繁に使用されたギャル語の1つ、「レベルが違う」が略された「レベチ」。「○○ちゃんの可愛さ、レベチ!」「今日の眠さ、レベチ」「レベチで美味い」などの使い方で、何かと比較する時に使う言葉として人気を集めました。

8位の面倒くさいが変化した「メンディー」は、主にJKギャルの間でブームに!「授業、まじメンディー」「今日のバイト、メンディー」といった使い方の他、「ゴメンディー」「ダメンディー」など、言葉にアレンジを加え楽しい響きにしてくれる言葉としても使用されました。

9位には、マルチクリエイター・GENKINGがテレビやインスタグラム、ツイッターなどで発信し人気を集めた「やーよ」が登場。「やだ」よりも愛らしさと丸みが出る言葉としてブームに!その他、顔に手を当てて首を傾ける"やーよポーズ"で写真を撮るギャルも続出しました。

そして最後の10位には「都合のいい女」を略した言葉として人気を集めた「つ」がランクイン。主に日常会話において使用され、「それって"都合のいい女"じゃね?」と堅苦しく言うよりも、「それって"つ"じゃね?」と略すことで、会話をスムーズに盛り上げてくれる言葉として人気を集めました。

全文表示 | 「2015年ギャル流行語大賞」発表...ナチュラル系から"回帰元年"、違和感や疑問なくナットクのトップ10 : J-CASTトレンド

ref. grp by CROOZ

本当のギャル流行語大賞2015

ネタ。

そこで『本当のギャル流行語大賞2015』を10個挙げてもらおうと思ったのだが、「本当のギャルはギャル語を乱発しない」らしく、ベスト3のみのノミネートとなった。以下が、渋谷ガングロカフェの鬼ギャルたちによる『本当のギャル流行語大賞2015』DA!

1位: ワンチャン(ワンチャンスの略)
2位: 体調ヤンキー(体調不良)
3位: り(了解の略)

1位のワンチャンは、「カラオケ行かない?」「ワンチャン行けるかも」などと、“もしかしたら” という意味で使われるという。2位の体調ヤンキーは「飲みすぎて体調ヤンキーなんだよね~」、3位の「り」はLINEなどで使われ「りょ」の場合もあるとのことだ。

2015年「ギャル流行語大賞」に物申す! 渋谷 “ガングロカフェ” の鬼ギャルに聞いた『本当のギャル流行語大賞』はコレだ!! | ロケットニュース24

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Posted by NI-Lab. (@nilab)