『プログラマの秘密』 ビレッジセンター出版局 1993年発行
コンピュータ・プログラマとはいったいどういう人たちか? 外見、日常、趣味、仕事、所有物、住居、思考などを取材。あなたの知らないプログラマの真の姿がここにある。
Amazon.co.jp: プログラマの秘密: 東日本プログラマ研究会: 本
たぶん自分が高校生の頃に買ったと思われる。この本けっこう好きで、いくつかのエピソードがいまだにネタとして記憶の中に残っている。
ネット上を探してみたら、著者の方のWebサイトを見つけたっぽい。
書名 プログラマの秘密
著作 東日本プログラマ研究会
企画 佐藤和也
出版 株式会社ビレッジセンター出版局
定価 1,300円
発行 1993年10月1日
ISBN ISBN-938704-22-6 C3055
紹介
ビレッジセンターから刊行したプログラマシリーズの一冊目です。まだ無名の頃でしたので、著作が「東日本プログラマ研究会」になっていますが、単著です。
当時、「サザエさん家の秘密」という本がベストセラーとなり、二番煎じ、三番煎じの本が山のように出版されていました。
この本も、そんな小判鮫本として捉えられたと思いますが、真似しているのはタイトルだけであります。というのも、私が「サザエさん家の秘密」を読んでないので、中身は真似しようがないという(笑)。 友人のプログラマたちに話を聞き、その生態について観察した本です。
全編、プログラマと傘の関係、というようなくだらない考察に満ちています。すでに絶版扱いなので公開してもいいのですが、あまりにもくだらないのと、テキストが見つからないので、そのままになっています。(深川岳志)
プログラマの秘密
初の書き下ろしは1993年の「プログラマの秘密」(ビレッジセンター)。その後、同社から「プログラマの憂鬱」「電脳生活」を出版。「キーボードがどんどん速くなる」(アスキー出版局)。「ニフティサーブデキゴトロニクス」(翔泳社)(共著)、「買った。困った。DOS/V」(メロン出版)、「iPadすいすい仕事術」 (中経出版) 、「Gメール完全活用術」(アスキーメディアワークス)、「Googleマップ完全活用術」(アスキーメディアワークス」など書き下ろしの仕事を続ける。
電書Workshop in イココチ: 講師プロフィール
この本、『東日本プログラマ研究会 編』とクレジットされているけど、実際は1人で書いたらしい。
印象に残っているところをたくさんピックアップしておく。
四角い汗はよくない。このへんの文体とかリズムが読んでいて楽しい。
OSの魔法使い。
プロトタイピングの大切さ。それはそうと、「アプリケーション」が「アリプケーション」になってる。誤植。
偉い人の名前と一致することがあるので注意。
捨てたくないものをトーナメント方式で。
ジョブズの生写真。
ハンガー被って出社。
いま普通に使ってることを考えるとようやく時代が追いついた感。
「いない! いないですよ! 16歳の女の子は社内に!」 ( ´∀`)ワラタ
赤子の手をひねる。
美しい。
あるあるw
プログラマと会話するための用語集。
なつかしいので巻末の出版案内も。
ビレッジセンターはウゴウゴ・ルーガの本も出版してたらしい。
株式会社ビレッジセンター( Village Center, Inc.)は、かつて存在していた日本のソフトウェア開発会社、出版社、広告代理店。
技術評論社の広告部門が独立する形で創業。以後、出版やソフトウェアの開発・販売を手がける。特にソフトウェア部門ではMS-DOS用テキストエディタ「VZ Editor」で一躍名を馳せる事になる。
フジテレビのテレビ番組「ウゴウゴルーガ」「ガチャガチャポン!」に登場する「ミカンせいじん」をマスコットキャラクターにしている。
ビレッジセンター - Wikipedia
tags: book
Posted by NI-Lab. (@nilab)