以前の apt-get コマンドのときは --purge remove を使ってたけど、 aptitude コマンドでは purge アクションを使う。
実際にパッケージを削除する例。
# aptitude purge sun-java6-jre
以下のパッケージが削除されます:
sun-java6-jre{p}
更新: 0 個、新規インストール: 0 個、削除: 1 個、保留: 0 個。
0 バイトのアーカイブを取得する必要があります。展開後に 0 バイトのディスク領域 が新たに消費されます。
先に進みますか? [Y/n/?] y
(データベースを読み込んでいます ... 現在 68977 個のファイルとディレクトリがイン ストールされています。)
sun-java6-jre を削除しています ...
sun-java6-jre の設定ファイルを削除しています ...
今回の環境 (Debian GNU/Linux 7 Wheezy) と aptitude のヘルプの内容を以下に残しておく。
# uname -mrsv
Linux 3.2.0-4-amd64 #1 SMP Debian 3.2.54-2 x86_64
# cat /etc/debian_version
7.4
# aptitude help
aptitude 0.6.8.2
使用方法: aptitude [-S ファイル名] [-u|-i]
aptitude [オプション] <アクション> ...
アクション (指定がない場合、Aptitude はインタラクティブモードで起動します):
install - パッケージをインストール・更新します。
remove - パッケージを削除します。
purge - パッケージと設定ファイルを削除します。
hold - パッケージを固定します。
unhold - パッケージの固定を解除します。
markauto - 自動的にインストールされたという印をパッケージにつけます。
unmarkauto - 手動でインストールされたという印をパッケージにつけます。
forbid-version - aptitude に特定のパッケージバージョンの更新を禁止させます。
update - 新規および更新可能なパッケージの一覧をダウンロードします。
safe-upgrade - 安全な更新を行います。
full-upgrade - パッケージのインストールや削除を伴う可能性のある更新を行います。
build-dep - パッケージの構築依存関係をインストールします。
forget-new - どのパッケージが「新規」かの情報を消去します。
search - 名前や正規表現でパッケージを検索します。
show - パッケージについての詳細な情報を表示します。
versions - Displays the versions of specified packages.
clean - ダウンロード済みのパッケージファイルを消去します。
autoclean - 古い、ダウンロード済みのパッケージファイルを消去します。
changelog - パッケージの変更履歴を表示します。
download - パッケージの .deb ファイルをダウンロードします。
reinstall - 現在インストールされているパッケージをダウンロードし (場合によっ
ては) 再インストールします。
why - Show the manually installed packages that require a package, or
why one or more packages would require the given package.
why-not - 指定されたパッケージについて、手動でインストールされたパッケー
ジのうちどれと競合しているのか、あるいはまだインストールされて
いないパッケージがインストールされたときになぜ競合するのか、と
いった説明を表示します。
オプション:
-h このヘルプの文章です。
--no-gui 利用可能だとしても GTK GUI を使いません。
-s アクションのシミュレートのみ行い、実際には実行しません。
-d パッケージのダウンロードのみ行い、インストールや削除は行い
ません。
-P Always prompt for confirmation of actions.
-y すべての yes/no の質問に対して 'yes' と答えたと見なします。
-F <フォーマット> 検索結果の表示フォーマットを指定します。マニュアルを参照し
てください。
-O <順序> 検索結果の並び替えを指定します。マニュアルを参照してくださ
い。
-w <幅> 検索結果の表示フォーマットの幅を指定します。
-f 依存関係が壊れたパッケージを積極的に修復しようとします。
-V パッケージのどのバージョンがインストールされるか表示します。
-D 自動的に変更されたパッケージの依存関係を表示します。
-Z 各パッケージのインストールサイズの変更を表示します。
-v 付加的な情報を表示します (何倍もの情報が提供されます)。
-t [<リリース>] インストールするパッケージが基づくリリースを設定します。
-q In command-line mode, suppress the incremental progress
indicators.
-o <キー>=<値> 名前「<キー>」を持つ設定オプションを直接設定します。
--with(out)-recommends Specify whether or not to treat recommends as
strong dependencies.
-S <ファイル名> : <ファイル名> から aptitude の拡張状態情報を読み込みます。
-u : 起動時に新しいパッケージ一覧をダウンロードします。
(terminal interface only)
-i : 起動時にインストールを行います。
(terminal interface only)
この aptitude にはスーパー牛さんパワーなどはありません。
ついでに apt-get のヘルプを見てみたら、「apt-get --purge remove」ではなく「apt-get purge」というコマンドがあったので、もしかして apt-get にも purge コマンドが増えたのかもしれない。
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Posted by NI-Lab. (@nilab)