Recce 3D Maps はやけに カコ(・∀・)イイ!! 3D地図が見れるiPhoneアプリ。

Recce 3D Maps New York

見れるのは、ロンドンとサンフランシスコとニューヨークだけ。それぞれ別のアプリになってる。

Recce 3D Maps New York

iOS6のApple Mapsの機能全開を多くの人が待ちわびているこの時期の今日(米国時間7/13)、新しい地図アプリが登場した。それは今の、何でもソーシャル、モバイル、そしてローカルへと傾斜しつつあるアプリ環境を、自分のメインの主戦場とする初めての地図アプリだ。Recceというその製品名は“ゥレッキー”と発音し、“reconnaissance”(踏査、偵察)という語のイギリスのスラングだ(こんな言葉からスラングを作るのはイギリス人だけだ)。Recceは、都市の3Dの鳥瞰図と、そこで今起きていることを見せる。そのためにそのほかの数十ものサービスから情報を集めてくる…地図プロバイダ、食べ処リスト、Twitterのようなソーシャルネットワーク、などなど。ユーザはRecceの情報満載の3D地図を検索できるからこれはまさに、ビッグデータがお化粧をしたようなアプリだ。投資家たちのサポートも強力で、RecceのデベロッパであるロンドンのeeGeoは、NEAが仕切るシリーズAのラウンドにより400万ドルを調達した。これまでにInitial CapitalやSwordfish Investmentsが投資したぶんと合わせると、資金調達総額は470万ドルになる。

超リッチな3D都市地図Recceは位置対応情報のアグリゲーションとゲームプラットホームの二兎を追う

延々とスクリーンショット並べてみる。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

いくつかの種類の自動車が道路を走っていくアニメーション。シムシティとかA列車で行こうとか思い出す。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

船も動く。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

自由の女神。

Recce 3D Maps New York

角度を変えて上のほうから見るとつぶれてるような雰囲気。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

データの無いところは赤茶色。土地の断面図が表現されてたり。

Recce 3D Maps New York

角度を変える断面図ぺしゃんこ。

Recce 3D Maps New York

なんとかストリートとかなんとかアべニューとかの文字が道路にそって立ってる。長い看板みたいな表現で楽しい。

Recce 3D Maps New York

水面がゆっくりアニメーションする。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

人型のアイコンをタップしたらこんなメニューが。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

虫眼鏡のアイコンをタップしたらこんなメニュー。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

ニコニコ。

Recce 3D Maps New York

イチロー。

Recce 3D Maps New York

Recce 3D Maps New York

公式サイトには、

Get London and San Francisco now.

New York coming soon.

Recce 3D Maps - discover the world around you

"coming soon" て。もう iTunes Store に出てるのに。

Recceは最初はMapplyという名前にするはずだったが、その名前の会社がすでにフランスにあって、使えなかった。Recceのアイデアの源泉は、Liebenbergによると、今では位置対応のアプリやサービスが各種山のようにあるけど、それらの情報を一枚の地図上でまとめて見ることができない。その不便をなんとかしよう、ということだった。

“Recceの開発は情報を発見するという課題だ”、と彼は要約して言う。あまりよく知らない町でおいしいアイスクリームを食べたいとか、そんなニーズのために、いろんな位置対応アプリを次々と立ち上げてみた経験のある人は、彼の言うことをすぐに理解できるだろう。情報量は多いけど古い情報ばかりだったり、ユーザのリビューはあるけど数年前のが多い、とか。逆に、情報やリビューは新しいが情報の量が少ない、案内地図がない、などなど。列車やバスの時間を知りたいなど、もっとシリアスな目的になると、情報の古さや少なさは致命的な欠陥だ。そしてRecceの目的は、場所に関する最新の情報をすべてまとめて見せることだ。Recceの上では、そこでできることや提供されているサービスがすべて分かり、それらの情報を今後のためにブックマークしたり、道順を見つけたり、情報をほかの人と共有したりできる。

情報はつねにリアルタイムだが、オフラインの使い方もできる。その場合は最新のアップデートがユーザのタブレットやスマートフォンに保存される。そしてそれが、何分前のアップデートであるか簡単に分かるから、交通機関や映画の上映など、時間的制約のある情報を誤解することもない。

Recceの3D鳥瞰地図は、指でズームイン/アウトでき、またビルの群が視界の邪魔だと思ったら、それらを折りたためる。そういう便利で楽しい機能は、当初からゲームのプラットホームを意識しているからこそ、導入できたものなのだ。

またRecceから直接、TwitterやFacebookなどのアップデートができるわけだから、それは単に既存のデータをマイニングするだけの用途ではなく、ユーザによる情報ジェネレータ(情報生成システム)でもある。Twitterはすでに広告のプッシュをやっているが、Recceからのツイートはつねに位置対応だから、Twitterを利用する広告主にとっては、特定の位置をねらった広告という広告出稿の新兵器を、Recceで得ることができるのだ。

超リッチな3D都市地図Recceは位置対応情報のアグリゲーションとゲームプラットホームの二兎を追う

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Posted by NI-Lab. (@nilab)