ヅラッシュ！ by NI-Lab.

whois コマンドが使えない環境のために。

まず Linux で使える whois のソースコードが欲しい。と思って調べてみたが、どうやら whois はいくつも亜種があるらしい。

とりあえず、使えそうな jwhois をインストールしてみる。ダウンロード先: ftp://ftp.gnu.org/gnu/jwhois/

jwhois のインストールの様子

$ tar zxvf ./jwhois-3.2.2.tar.gz
$ cd jwhois-3.2.2
$ ./configure
$ make
$ make check
$ su -
# make install

make install 前に ./src/jwhois を一般ユーザが実行すると Segmentation fault が発生した。make install 後は一般ユーザでも問題なく使えた。(そんな環境: Kondara MNU/Linux 2.1 (Asumi) Kernel 2.4.18-10k on an i686 と Vine Linux 2.6 (La Fleur de Bouard) Kernel 2.4.19-0vl11 on an i686)

その他の whois ...

Debian の whois. なぜか FreeBSD の ports のリストにもあった。

Debian の whois のインストールの様子

$ tar zxvf ./whois_4.6.24.tar.gz
$ cd whois-4.6.24
$ make
$ su -
# make install

他には…… FreeBSD の whois : FreeBSD - CVS log for src/usr.bin/whois/whois.c. ライセンスが 旧BSD License だったりする。

fwhois というのもあるらしいけど、よくわからない。Vine Linux 2.6 に入っていたけど。

ねぎ式 - 再帰検索可能な whois によると、

なんと調べてみると GNU jwhois という同等の機能をもった whois があることが発覚。なんと！

もっとショックなことに，最初から Kondara 2.0 に付いてくるのだ。あぁ。なんとしたものやら。燈台モトクラシーだよ！

気付かんかった……って、Kondara 2.1 にもあるかどうか知らないけど。

―― Windows でも jwhois を使いたくなった。調べてみると GNU utilities for Win32 に入っているっぽい。WindowsでCUI (Googleキャッシュ) には、NT版UNIX-like tools, GNU utilities for Win32, wcsh - Windows Character SHell のコマンド比較表がある。便利。

日本語Whoisクライアント in VC++ もCUI版とGUI版があるから、これも良い感じ。

追記: 2004-12-04

jwhois の設定ファイルはたぶんコレ→ /usr/local/etc/jwhois.conf

参考: whoisサーバ一覧表