小川 洋子 / 博士の愛した数式
いい話。読みやすいし。
それにしても、そこいらのレビューを見ても、「いい話でした」ぐらいしか感想が見つからないのはどうして?
おまけのようについてきた「論文の謎」については、誰も触れない……その論文が何を書いたものなのか(それは確かにメインじゃないだろうけどさ……)。
博士の愛した「数式」っていうのが、「たった1つの数式で示した」ほうの数式じゃなくて、実は論文で解かれているらしい数式じゃないかなぁと疑ってるんだけど。
# 感動しつつもラストで推理小説のように終わったらもっとおもしろいのに。
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