RedHat系なら /etc/inittab をいじればいいが Debian ではどうするんだろ。/etc/inittab の id:2:initdefault: を id:3:initdefault: に変えてリブートしてみたが、変化なし。おや? man inittab してもわからず。朝は時間がないからまた後で。

どうやら、Debian はランレベルでテキスト/グラフィカルログインを切り替えるわけではないらしい。だいたいこれはLinuxの決まりごとではないんだと。 どうやら、X関連のプログラムがインストールされていると(起動されていると?)自動的にグラフィカルログインになるらしい。というわけで、テキストログインにするには、削除するか起動しないようにすれば良さそう。

apt-get remove gdm
apt-get remove xdm
apt-get remove kdm

とやってみたが、再設定しろみたいなメッセージが表示される。 パッケージ情報(以下に抜粋)を見ると、

nilab@kohaku:~$ dpkg -l | more
要望=(U)不明/(I)インストール/(R)削除/(P)完全削除/(H)維持
| 状態=(N)無/(I)インストール済/(C)設定/(U)展開/(F)設定失
敗/(H)半インストール
|/ エラー=(空欄)無/(H)維持/(R)要再インストール/X=両方(状
態,エラーの大文字=異常)
||/ 名前           バージョン     説明
+++-==============-==============-======================
======================
rc  gdm            2.2.5.5-2      GNOME Display Manager
rc  kdm            2.2.2-14       The K Desktop Manager
ri  xdm            4.1.0-16       X display manager

削除できてない……。あきらめて、最終手段に出る。debianのインストールメモを参考に、gdm, kdm, xdm 起動用のスクリプトを削除。

nilab@kohaku:~$ cd /etc/rc2.d
kohaku:/etc/rc2.d# rm *dm
kohaku:/etc/rc2.d# ls

で、/etc/inittab の d:3:initdefault: を id:2:initdefault: に戻してから、OSを再起動したら、テキストログインになった。ふぅ。

うーん、つかれた。apt-get にあこがれて Debian にしたが、Webで情報が見つけにくいのはツライ。RedHat系の情報はよく見つかるのに。Debian やめて、Vine にしようかな。クライアントLinuxはもっとお手軽がいい。

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Posted by NI-Lab. (@nilab)