MIDP for Palm OS を使えば、PalmOS上でJavaのアプリケーションが動く。MIDP for Palm OS のダウンロードはここから。

インストール方法は、ダウンロードした midp4palm-1_0.zip を解凍して、PRCfiles ディレクトリ内の MIDP.prc を Palm へインストールする。たぶん、これがVMみたいなものだろうと思う。同ディレクトリ内の Demos.prc や Games.prc はデモやゲーム。こいつらも Palm へインストールすれば実行できる。

MIDPアプリの開発には、J2SE と J2ME Wireless Toolkit が必要らしい。MyPC(Windows)には、すでに J2ME1.4.0 がインストールしてあるので、J2ME Wireless Toolkit 1.0.4_01 をインストールする。PalmOSエミュレータを動かすには、シリアルクレードルが必要らしい。どーゆーこと(-_-？ いや、古い資料しか見てないからそう思うのかも。どこかに新しい情報があるかも。USBクレードルでなんとかできるといいのに。

Conduit を作ればPCとアプリのデータを同期させることができそう。PalmとPC間のデータ同期技術を知るによると、Conduit Development Kit を使えば Conduit を作れて、Windowsでの対応言語は C, C++, Java, Visual Basic とのこと。

とりあえず HelloWorld は、SINSEN-MIDP を参考にして作ってみた。MIDP for Palm OS の Converter ディレクトリ内の converter.bat を起動して HelloWorld.prc の作成に成功。rpcファイルをPalmへインストールして、最初はPalmの残り容量が少なくて「70KBぐらいは残してくれ」みたいなエラーが出てたけど、要らないアプリをPalmから削除したら問題なし。

あと、参考資料となりそうなURLをピックアップ。

J2ME(TM) - Java 2 Platform, Micro Edition

J2ME(TM) 1.0.4_01 日本語版

J2ME Wireless Toolkitで作る MIDPプログラミング入門（前編）

J2ME Wireless Toolkitで作る MIDPプログラミング入門（後編）

PalmでJavaアプリケーションを動作させる

続・PalmでJavaアプリケーションを動作させる

Java2ME MIDP ゲームクリエーターズガイド J-PHONE、KDDI完全対応 米川英樹著 ISBN4-7741-1470-7 440頁 3580円+税 技術評論社より2002年5月7日発売

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Posted by NI-Lab. (@nilab)