「例えば従来、不評だった1つは、現行NISAのうちの「つみたてNISA」で、非課税投資額の上限が年間40万円だったこと。12カ月で割ると1カ月当たりの積み立ては3.3万円となり、「中途半端」「割り切れない」と散々でした。それが新NISAの「つみたて投資枠」では、上限が年120万円まで拡大し、1カ月あたり10万円とスッキリしたのです(月10万円の積み立てなど「余裕ない」との声もありますが・・・)」 「これには財務省に強い、自民党のいわゆる“財政族”の議員たちが強く働きかけたため、とも言われています」 「しかも、生涯の非課税投資額の上限は1800万円で、かつ恒久化されたために無期限です。夫婦2人なら3600万円、さらに子ども(18歳以上)2人も含めれば、何と7200万円まで、死ぬまで税金がかかりません。所得税や社会保険料で、毎月給料の半分近くを持っていかれる会社員から見れば、この上ない大盤振る舞いと言えるでしょう」 週刊東洋経済2023年10月21日号 | 東洋経済STORE https://str.toyokeizai.net/magazine/toyo/20231016/
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