映画「リング」の原作小説を読了。1日で読んでしまうぐらいにはおもしろかった。ただ、映画のほうの出来が良すぎた、という印象。 謎解きっぽい要素が強いのは良かった。推理小説っぽさ。古い昭和の価値観で書かれているのかなとか(元々の発行は平成3年)、描写がちょっとくどいなってところはいまいちに感じたけど、このへんはスタイルの好みかも。 映画版だと母子愛みたいなのが良かったので、女性を主人公にしたのは正解だった気がする。原作の主人公たちはヒーロー感があまりないし。 「同日の同時刻に苦悶と驚愕の表情を残して死亡した四人の少年少女。雑誌記者の浅川は姪の死に不審を抱き調査を始めた。――そしていま、浅川は一本のビデオテープを手にしている。少年たちは、これを見た一週間後に死亡している。浅川は、震える手でビデオをデッキに送り込む。期待と恐怖に顔を歪めながら。画面に光が入る。静かにビデオが始まった……。恐怖とともに、未知なる世界へと導くホラー小説の金字塔」 リング 「リング」シリーズ (角川ホラー文庫) 電子書籍: 鈴木 光司: Kindleストア https://www.amazon.co.jp/dp/B00E7SWKTK?tag=nilab-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
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[Mastodon] 2023-08-11 22:46:18
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