14歳からのリスク学

14歳からのリスク学

-Amazon.co.jp: 14歳からのリスク学: 山本 弘: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903063712/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->原発事故、放射線、有害輸入食品、食品添加物、カルト宗教、自然災害。危険に満ちた実社会に船出する前に、子供たちに教えておきたい、大人も知っておきたいリスクとの上手なつきあい方。そのリスクがどれぐらいの大きさなのかを見積もる。目の前にあるリスクにだけ目を奪われない。あるリスクを減らすことによって生じる代償を考える。「間違ったこわがり方」をしないために、この3点について考察。

-山本弘のSF秘密基地BLOG:新刊『14歳からのリスク学』
--http://hirorin.otaden.jp/e414124.html
--->プロローグ ロボットが人間の安全を守るには
---> ロボット工学三原則の難点/「正しくこわがれ」の原典/幽霊はいなくても幽霊はこわい/間違ったこわがり方をやめよう/
--->
--->第1章 1966年の大虐殺
---> ──迷信・宗教を信じるリスク
---> 科学の時代によみがえった迷信/危険で無意味な風習「女性器切除」/金曜日に冷蔵庫の扉が開けられない/神社にお参りするのは合理的/など
--->
--->第2章 こんにゃく入りカップゼリーの不名誉
---> ──新しいものを警戒する心理
---> 8000万人に1人が死ぬから法規制?/餅の方がはるかに危険だった!/それでも餅が規制されない理由/など
--->
--->第3章 韓国産ラーメンを食べるとがんになる?
---> ──こわい名前の化学物質、その正体は
---> この危険物質は何?/見出しだけしか読まない人たち/日本のかつお節は韓国では基準値違反?/大さじ2杯の塩で死ぬ/など
--->
--->第4章 中国産食品、買ってはいけない?
---> ──危険を大げさに煽る人々
---> 『買ってはいけない』ふたたび/酒の危険はどうでもいい?/恐怖を煽る週刊誌/中国食品を追放するとかえって危険?/野菜の浅漬けの危険性/など
--->
--->第5章 暴走“ロリ男”は増えてない
---> ──アニメやゲームに対する偏見
---> 前代未聞のマヌケな誘拐事件/今や男が女児向けアニメを観る時代/それでも規制しようとする人たち/誰を何から守りたいのか?/など
--->
--->第6章 1000年に一度の大災害
---> ──「めったに起きない」という錯覚
---> 「防波堤は壊してはどうか」/「1000年に1度」は宝くじの5等と同じ/小さな小惑星の方が恐ろしい/スーパーフレアの脅威/など
--->
--->第7章 福島の野菜をじゃんじゃん食べよう !
---> ──小さすぎるリスクを恐れる必要はない
---> 「山本弘は御用学者」?/プルトニウムは飲んでも安全?/人間は自然の状態でも被曝している/野菜を食べてがんを予防しよう/など
--->
--->第8章 原発はこわい? こわくない?
---> ──リスクの計算が困難であること
---> 「信じられないほどバカなミス」が原発事故を招いた/20秒立っているだけで死ぬ/原発も地球温暖化も危険/など
--->
--->エピローグ あなたが戦うべき「見えない敵」
---> 「シューマイの皮がない」と青ざめる母/本当に子供のことを考えてる?/喫煙してもいい場合──妻の選択/など
--->
--->あとがき リスクに対する正しい感覚を持とう