ツイッターノミクス TwitterNomics (The Whuffie Factor)

ツイッターノミクス TwitterNomics (The Whuffie Factor)

-Amazon.co.jp: ツイッターノミクス TwitterNomics: タラ・ハント 津田 大介(解説), 村井 章子: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4163724001/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->豊富なアメリカの事例をもとに
--->著者自らの体験から書き起こされた新しいビジネスの本。
--->「これはTwitterについての本ではない
--->Twitterに代表されるウェブ2・0に花開いた数々のツール
--->ブログ、ポッドキャスト、SNS,wiki、ソーシャルブックマークetc
--->で、私たちの世界のルールがどう変わったかを革命的に教える本だ!」(解説の津田大介氏)

-ネットにどっぷりな人ならなんとなくわかっている内容だろうけど、いろんな事例を集めて説明しているところがいい。

-「マーケティング会社の架空の顧客層ではなく実在の顧客から始める」

-「企業のブログの場合には、いろいろな部署から投稿することが望ましく、もっぱらPR担当者が製品紹介をするといった形は避けたい」

-売れるか自信がなかったけどとりあえず実験的にやったMoo.com
--「自分でデザインしたちょっとしたものを人に上げたりもらったりするのは、自分を表現する情報をやりとりすることにほかならない。それは誰でも一度はやってみたい心弾む行為だと思う」
--「名刺をもらったとき「ほかの人とはひと味ちがう」ことが印象に残る決め手」

-顧客を大切にしていない例
--「顧客をウェブサイトにできるだけ長時間引き留めるために、あれこれ小細工をする」

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-原題は "The Whuffie Factor: Using the Power of Social Networks to Build Your Business"

-Amazon.co.jp: The Power of Social Networking: Using the Whuffie Factor to Build Your Business: Tara Hunt: 洋書
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0307449408/nilabwiki-22/ref=nosim/

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-ツイッターノミクスについて|タラ・ハント『ツイッターノミクス』村井章子=訳 津田大介=解説|特設サイト|文藝春秋
--http://bunshun.jp/pick-up/twnomics/about/
--->目次
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--->第1章 ウッフィーって何?
--->それは、ウェブの世界では「お金」よりはるかに価値のある「通貨」である。それは与えることによって増えていく。貢献することによってたまっていく
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--->第2章 Twitterはテレビ広告よりも時には効く
--->かつて、物を買わせようとするならば、テレビなどの大メディアの広告を使うしかなかった。SNSの登場は消費者の購買活動に劇的な変化を起こした
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--->第3章 デルは、商品に対する不満も公開した
--->パソコン市場トップのシェアに達したデルは、驕っていた。カスタマーサービスはおざなり。ブロガーの言うことは無視。しかし株価の急落で目覚める
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--->第4章 ウェブ上で顧客を増やす八つの秘訣
--->「荒らし」にはどう対応したらいいか。アイデア募集に賞金をつけるべきか。Facebook、WindowsVista、レストラン検索サイトなど具体例から学ぶ
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--->第5章 ただ一人の顧客を想定する
--->旧来のマーケティング手法、グループセグメントはウェブではうまく働かない。ただ一人の顧客を思い描いて、商品を設計し語りかける。するとうまくいく
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--->第6章 ウェブ2.0、各種メディアをいかにつかいこなすか
--->ブログ、ポッドキャスト、Twitter、wiki、ソーシャル・ブックマーク、フォーラム、SNSなどウェブ2.0に花開いた各種のメディアの特性と利用法
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--->第7章 ウォルマートの失敗に学ぶ
--->それでは、PRのプロを雇いブログを書かせ、サクラをつかってフォーラムを立ち上げるというのは? αブロガーに金を払うというのはどうだろう?
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--->第8章 アップルはなぜ人をわくわくさせるのか
--->持っているだけでわくわくするそんな体験を創造することこそウッフィーを高める。モレスキンの手帳、ボージュ・オー・ショコラなどそこには体験がある
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--->第9章 無秩序をあえて歓迎する
--->ウェブ上では、がちがちに計画をたてるより、むしろ予想できないことをとりいれるようにするとうまくいく。私自身が関わった市交通局のフォーラムから
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--->第10章 社会貢献そのものを事業目的にする
--->ウェブ上の起業では、目先の利益を追うとコモディティ化の罠が待つ。そうではなく、社会貢献それ自体を事業の目的にして成功したクレイグズリストなど
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--->第11章 ツイッターノミクスのルール
--->まとめてみよう。ウェブ2.0の様々なツールの発達で、まったく違う市場経済が出現した。個人も組織も、その新しい世界に対応したものが成功するのだ