JRC蘇生ガイドライン2015

JRC蘇生ガイドライン2015

告知


-JRC::日本蘇生協議会
--http://jrc.umin.ac.jp/
--->平成27年10月16日
--->JRC蘇生ガイドライン2015オンライン版を公表致します。
--->■本文書は、日本蘇生協議会(JRC)の会員である学会員から構成するガイドライン作成委員会が、国際蘇生連絡委員会(ILCOR)による2015 Consensus on Science with Treatment Recommendations (CoSTR)に基づいて作成した救急蘇生のためのガイドラインのオンライン版です。 
--->■今回は、新たなガイドライン作成の方法であるGRADE(Grading of Recommendation Assessment, Development and Evaluation)システムを用いたものです。JRCはアジア蘇生協議会(RCA)に属して、ILCORへ加盟しています。そのためRCAガイドライン発表(11月予定)により、GRADE表記やガイドライン表現について一部修正が生じる可能性があることをお断り致します。
--->■本ガイドライン(オンライン版)の著作権は一般社団法人日本蘇生協議会に帰属します。
--->本ページからのダウンロードおよびダウンロードした文書の印刷は自由ですが、営利目的での使用は固く禁止致します。なお引用文献が添付されていません。公表後の修正を反映させ、引用文献が付記した完全版は、2016年2月医学書院から発刊予定です。

蘇生ガイドライン オンライン版


-第1章 一次救命処置(BLS)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/1_BLS.pdf

-第2章 成人の二次救命処置(ALS)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/2_ALS.pdf

-第3章 小児の蘇生(PLS)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/3_PLS.pdf

-第4章 新生児の蘇生(NCPR)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/4_NCPR.pdf

-第5章 急性冠症候群(ACS)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/5_ACS.pdf

-第6章 脳神経蘇生(NR)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/6_NR.pdf

-第7章 ファーストエイド(FA)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/7_FA.pdf

-第8章 普及・教育のための方策(EIT)
--http://jrc.umin.ac.jp/pdf/20151016/8_EIT.pdf

紹介記事


-救急医学関連学会などが新指針 迷ってもすぐ心臓マッサージを  - ニュース - アピタル(医療・健康)
--http://apital.asahi.com/article/news/2015101800008.html
--->意識や呼吸がない人を助ける心肺蘇生法の新たな指針を、救急医学の関連学会など25団体でつくる日本蘇生協議会が16日、発表した。一般の人にも救命措置を呼びかけ、倒れた人が心停止状態なのか判断に迷っても、すぐに胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めるよう求めた。
--->これまでの指針は、迷った場合の記述はなかったが、明記した。岡田和夫名誉会長は「迷う5秒、10秒のロスをなくして救命につなげたい。心臓が動いている人にしても害にはならない」と話す。
--->新指針では、倒れている人を見つけたら、119番通報後、心臓マッサージを「ただちに開始する」とした。周囲に人がいれば、通報や自動体外式除細動器(AED)の手配を頼み、AEDが届いたらすぐ操作を始める。AEDを試みた後は救急隊員が到着するまで心臓マッサージを続けるとした。AEDは心臓が動いている人に使った場合、自動的に電気ショックは不要と判断される。また、心臓マッサージで胸の骨が折れるなどしても法的な責任は基本的に問われないことを記した。