巨額を稼ぎ出すハローキティの生態: さっくり読み飛ばすつもりだったけど、けっこう興味深い内容だったので、読むのに時間がかかってしまった……

巨額を稼ぎ出すハローキティの生態: さっくり読み飛ばすつもりだったけど、けっこう興味深い内容だったので、読むのに時間がかかってしまった……

-巨額を稼ぎ出すハローキティの生態
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492555161/nilabwiki-22/ref=nosim/
--ケン・ベルソン, ブライアン・ブレムナー 著

-100〜101ページ
-->辻いわく、日本で人気のあるキャラクターはイヌで、ネコとクマがかなりいい線で時点をいく。リス、ヒヨコ、アヒル、ウサギなどの人気も高いが、対象は幼児に限られる。ゾウ、ライオン、キリンなどの野生動物は意外に人気がなく、クジラやイルカはそれなりのファン層をもっている。一方、鳥は、辻いわく「神経質な感じを与える」ため、かわいらしいフクロウとペンギンをのぞいてダメ。昆虫はまったくダメで、これは害虫を連想させるから。
-->アースカラーの茶色やグリーンは自然だが、硬い。子供は茶色には飛びつかないのだ。青は、辻いわく「ユーモラス、スポーティー、多少男性的まイメージを象徴している」。
-->「赤系統の色は、温かさ、少女、小動物、愛を象徴していて、キャラクターとしてはもっとも適しています」
-->「子供はある種の色や形に反応し、手触りやパターンも基本的に理解しています」
-->「原色はキャラクター向きなのです。とくに赤は強い色で、もちろん白とかけ合わせるとピンクになり、とても女性的です。赤と白を並べると二色を使っていることになりますが、その境界をにじませると、無意識のうちにピンクを感じるのです」
-->「赤ん坊にとっては、赤が最も刺激の強い色です」
-->「でもピンクは一番かわいい色で、フィーリングがあります。ピンクは幸せの色なのです」