「文化人類学のレッスン フィールドからの出発」 : 腐女子向けな内容?(^_^; いやいや、マジメな本です。

「文化人類学のレッスン フィールドからの出発」 : 腐女子向けな内容?(^_^; いやいや、マジメな本です。

-奥野 克巳, 花渕 馨也 共編 / 文化人類学のレッスン フィールドからの出発
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4313340149/nilabwiki-22/ref=nosim/

-制度化された性行動
--「ニューギニアの諸社会では、青年期の男性は同性愛の行為を儀礼的に行う。(略)年長の男性から精液を分けてもらわねばならない(略)フェラチオや肛門性交によって精液を少年の体内に摂取する方法や、精液を少年の身体に塗布する、また精液の含まれている食べ物を少年に食べさせる」(86ページより引用)
--腐女子向けな内容?(^_^;

-ヒト以前の死(182ページ)
--ゾウは、葬儀をする動物。チンパンジーの話。
--ヒト以外の動物も、身近な存在の死に際して特定の反応を示す

-死の医療化(186ページ)
--死の唯一の確実な兆候は<腐敗> (医師マズによる)
--人の死 : 宗教の領域から医療の領域へ

-「拒否する意思をあらかじめ示していなければ、<脳死>と判定され、臓器を摘出される(略)私たちは、医者によって死者であるよりも、臓器提供者として数えられるようになっているかもしれない」(203ページより引用)