受験とIQ : 知能指数が低めだったので、中学受験から降りてみた

読書メモ


-nilog: お子さんがIQ88で発達障害グレーゾーン(軽い自閉症スペクトラム)の小学生で、塾でがんばっても偏差値が上がらないことから、知能検査した結果、の話。「Facebookで、「頭の良くなるサプリメント!」の広告が流れていましたので、飲ませてみたこともありました」と書いてあったので藁にもすがる感じで頑張ってきた感じがある。 「小学校4年生から塾通いしてきた息子の成績が偏差値40をウロウロしているので、叱ってばかりだった母親が、発達障害の疑いがあって偶然受けた知能検査により、息子はIQ88と知り、反省した経験を語った書。ニューロダイバーシティという概念を知り、息子に合った教育環境を整えることの大切さを実感し、心の整理をつけた経緯を綴る」 受験とIQ : 知能指数が低めだったので、中学受験から降りてみた eBook : 齋藤 孝子 (2024-01-10)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=m01&id=111728558150237353
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-IQの高さイコール「賢さ」ではなく、知能検査はあくまでも知識社会への適応度を測るものさし

-東京大学の学生の平均的なIQは120

-青年期のIQの個人差は、遺伝 54%、共有環境 19%、非共有環境 27% によってつくられている

-知的障害児・知的障害者とされる方々の知能指数はIQ70未満
-IQ70~84で一定の支援が必要とされる方々は「境界知能」「知的障害ボーダーライン」

-「佐藤ママ」の手品のタネ
--「4人の子どもに幼少期から公文やバイオリン、小4から進学塾、私立中高一貫校に通わせることができる夫の経済力(佐藤ママは専業主婦)や、遺伝(旦那さんは東大出、 佐藤ママは津田塾大学出身)的にも恵まれている」

-「中学受験をあきらめたわけですが、人生をあきらめたわけではありません。ましてや、学ぶことをあきらめたわけでもありません。中学受験の学び方が、圭太にフィットしなかっただけのこと。」

-「IQが分かると、どう生きるか考える余裕が生まれる」
--「ただやみくもにがんばれと言うのではなく、現実的、客観的に子どもの適性を見極め、子どもの未来に寄り添うことが必要」

書籍情報


-Amazon.co.jp: 受験とIQ : 知能指数が低めだったので、中学受験から降りてみた eBook : 齋藤 孝子: 本
--https://www.amazon.co.jp/dp/B0994NX9YB?tag=nilabwiki-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
-->学力の差は「努力した時間の差」だけではなかった!
-->塾の先生はぜったい教えてくれない!
-->子どもの学力は遺伝に大きな影響を受ける!
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-->小学校4年生から塾通いしてきた息子の成績が偏差値40をウロウロしているので、
-->叱ってばかりだった母親が、発達障害の疑いがあって偶然受けた知能検査により、
-->息子はIQ88と知り、反省した経験を語った書。
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-->ニューロダイバーシティという概念を知り、
-->息子に合った教育環境を整えることの大切さを実感し、
-->心の整理をつけた経緯を綴る。
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-->IQが低くても偏差値の高い中学・高校・大学進学が可能なのが受験の世界でもある。
-->こうしたことを念頭に置きつつ、
-->著者は、中学受験を控えた子どもが知能検査を受ける意味があるという。
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-->知能検査を受ける意味
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-->・知的な限界を知って、現実的になる。
-->・高校入試に向けた対策を早くから立てられる。
-->・偏差値が低くても高IQの場合もある。
--> その場合、学習障害など理由が隠れていることも。
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-->受験産業にとって、触れてはならない鬼門「IQ」!
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-->中学受験を決めた家族が読んでほしい、もう一つの必読書!