中島 孝志 著 / 巧みな質問ができる人できない人

中島 孝志 著 / 巧みな質問ができる人できない人

-中島 孝志 著 / 巧みな質問ができる人できない人
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837920330/nilabwiki-22/ref=nosim/

読書メモ


-アメリカでは株の知識とスピーチのについて授業で教えることになっている(P31)

-上層部が腐っていれば、悲惨なのはいつも従業員(P90)

-タイレノール事件(P90)
--はっきりと白黒がつく前に生産中止・販売中止・製品回収をした企業の話
--自己保身しなかった経営者ジェームズ・バーク

-「疑わしきは裁判で負けるまで販売を続ける」という会社ばかり(P92)
--エイズ血液製剤で悪名高いミドリ十字など

-最終的には子どもたちに決めさせる(P185)
--日本の場合、こどもに議論などさせない。
--大義名分を説くことに教師は力を注ぐ。子供の話を聞かない。何が正しいかを教えるほうが重要だと判断する。
--日本社会は当事者同士の解決を期待しない。水戸黄門や大岡越前のような存在が判断するのを待つ。
--アメリカの場合はルールに則ってとことん議論させる。
--ベースにある文化は、いくらディベートしてもディスカス(恨みっこなし)という暗黙の了解。
--「朝まで生テレビ」は相手の話を聞かずに勝手に好きなことを吠えているだけ。

-賢者は聞き、愚者は語る(P188)

-子を見れば親が、経営者を見ればその会社がわかる(P222)
--「使える人材がほしい」と企業は願うが、実際には「使いやすい人材」ばかりを採用したがる
--教師も親も「意のままになる生徒」を高く評価する

-愚かな親はすべて子どもの代わりにやってしまって「いつまでも親離れできない」と嘆く。子離れできない親。(P240)
--エナジャイザー(力を与える人): ヒントを与える。本人に考えさせ、やらせてみる。できれば誉める。

-やる気は教えることができない(P241)
--努力は掛け捨て保険
--「努力すれば成功は確実だ」ではなく「努力すれば失敗は最小で抑えられる」
--才能が豊かな人材でも努力しない人間に対して社会は厳しい目を向ける

-人を動かす人――感動させ、発奮させて、納得させる!(P250)

書籍情報


-巧みな質問ができる人できない人 | 中島 孝志
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4837920330/nilabwiki-22/ref=nosim/
-->内容(「BOOK」データベースより)
-->質問は恐ろしい。たった一つの質問で、その人の「レベル」がズバリわかってしまうからだ。「問題の本質を突いているか」から「問題解決への意欲がどれだけあるか」にいたるまで、すべてが赤裸々にされてしまう。しかし、質問ほど意欲を示せるチャンスはない。この「質問力」でビジネスを切り拓いていった本書の実例を、今日からの仕事でどう生かすか。
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-->内容(「MARC」データベースより)
-->仕事ができる人は、例外なく質問が巧みでスルドイ! 「質問力」でビジネスを切り拓いていった実例をあげ、問題のポイントをつかみ、最短で解決に導くノウハウを紹介する。2001年刊知的生きかた文庫版を単行本化。