エッセンシャル スクラム アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド

読書メモ


-[ヅ] エッセンシャル スクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド (2014-11-30)
--http://www.nilab.info/z3/20141130_01_essential_scrum.html

-イテレーティブな開発
--「イテレーティブな開発は、間違った後にならないと正解がわからないであろうこと、失敗してからでないとうまくはできないであろうことを認めている」
--「イテレーティブな開発とは、計画された手戻り戦略だ。自分たちが構築しているものを改善するために、いくつもの道を辿る。そうすることで、優れたソリューションに辿りつける。たとえば、プロダクトのよくわからない箇所についての知識を得るため、プロトタイプを作るところから始めるかもしれない。その後で、もう少しよくなった修正版を作り、それがさらに適切な版へとつながる」

-インクリメンタルな開発
--「インクリメンタルな開発は、古くからの原則である「全部作る前に少し作ってみろ」に基づいている。開発の最後になって「ビッグバンスタイル」の一大イベントをするのはご免だ」
--「インクリメンタルな開発では、プロダクトを小さい部品に分解し、その一部を構築して、実際の環境でどのように動くかを学習し、その学習に基づいて適応し、続きを構築するのである」

-「スクラムでは、工程に対して一度に作業をすることはない。フィーチャーに対して作業するのだ。したがって、スプリントが終わるときには、価値のあるプロダクトインクリメント(プロダクトのフィーチャーの一部)を作り出している。そのインクリメントには過去に開発したすべてのフィーチャーが含まれている。あるいは、統合されてテストされている」

書籍情報


-エッセンシャル スクラム: アジャイル開発に関わるすべての人のための完全攻略ガイド (Object Oriented Selection) | Kenneth Rubin, 岡澤 裕二, 角 征典, 高木 正弘, 和智 右桂 |本 | 通販 | Amazon
--https://www.amazon.co.jp/dp/4798130508?tag=nilabwiki-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
-->アジャイル開発に関わるすべての人のための包括的実践ガイド!
-->「スクラムの適用が一番うまくいくのは、関わっている人(深く関わっていな人も含めて)全員が、その本質についてよく理解しているときだ」と言われます。本書は「スクラムの全体像と詳細の両方を理想的に概観でき、しかも読みやすい」「次世代のスクラム実践者にとって、基礎文献となるに違いない」と、世界中の名だたるスクラムマスタから絶賛された1冊であり、まさしくスクラムの成功を強力に導ける書籍です。スクラムによるソフトウェア開発に関わるすべての層、特に「スクラムマスター/スクラムコーチ(スクラムのリーダー)」「組織の中での継続的な改善をもっと成熟させたいと思っている人」、また「アジャイル/スクラムに馴染みのない(これから関わる)層」にお薦めです。