Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造

Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造

-Amazon.co.jp: Amazonランキングの謎を解く: 確率的な順位付けが教える売上の構造 (DOJIN選書): 服部 哲弥: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/475981339X/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->インターネット時代における,ロングテール・ビジネスモデルの先駆けとされるAmazon.本書では,そこに公開されている書籍ランキングの順位変動の動きに注目.古くから知られていた「先頭に跳ぶ規則」を,時々刻々変化する巨大な数値変動にあてはめて追いかけると何が見えてくるか.確率論などの数学を駆使した分析によって,ロングテールからの売上への貢献度合いや,昼夜における人びとのネット活動の様子を大胆に予測し,限られたデータだけから現実の社会現象を鮮やかに照らし出す.

-「アマゾン書店の順位の大半は、インターネット時代以前は、誰も順位付けする手間も技術も持っていなかった――そして、(当事者以外には)順位付けする動機すらなかった――数値である」

-Amazonランキングの原則
--毎時1回更新
--誰かがアマゾン書店で注文すると直後のその次の更新で一気に上位へ
-最近の売れ行きを考慮
-同一時刻に一つの順位の本は1点限り(同順なし)

-アマゾン書店で売れ行き10万ぐらいの和書は、アマゾン書店で1~2週間に1冊程度しか売れない

-最後に売れた順にならべる

-刊行前でも新刊登録をすると仮ページが作られて予約注文をすると1万~2万程度の順位になる

-Amazonランキングの謎を解く―確率的な順位付けが教える売上の構造 (DOJIN選書) - はてなモノリス
--http://mono.hatena.ne.jp/mono/wthB8eKcx9#/nilab/wtsJtA3Hky
--->ランキングの値と最後に売れてからの経過時間の関係。上位ランキング値と注文頻度の関係。

-無限粒子系によるランキングの時間変化の解析,服部哲弥
--http://web.econ.keio.ac.jp/staff/hattori/amazonj.htm

-Amazonランキングの謎を解く  補足と訂正,服部哲弥
--http://web.econ.keio.ac.jp/staff/hattori/djcorr.htm

-Amazonランキングの謎を解く - 株式会社 化学同人
--http://www.kagakudojin.co.jp/book/b88526.html
--->目次
--->1.謎順位(インターネット時代の順位付け/ほか)
--->2.ランキング(最後に売れた順/ほか)
--->3.大数の法則( /ほか)
--->4.模型と現実(何位だとどれだけ売れる?/ほか)
--->5.確率過程入門(ポワッソン分布/ほか)
--->6.流体力学的極限(確率順位付け模型/ほか)
--->7.ロングテール(関心は集中する/ほか)
--->8.長い尾(長時間変化/ほか)