メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール

メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール

-Amazon.co.jp: メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール: 藤田 英時: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534047169/nilabwiki-22/ref=nosim/

-例が多くてわかりやすい、良書。

読書メモ


-視点を『私』から『あなた』に変える
--相手のことを思ってメールを書く

-宛名は「社名+部署名+フルネーム様」
--本文の一行目に宛名を書く
--「様」を「さま」をひらがなで書くとやわらかい感じに

-全文引用
--互いに相談してつくりあげていく過程を残したい場合や決定した進行スケジュールなどを確認する場合に有効

-部分引用
--質問と答え。対話をしている感じでわかりやすい。

-文章ではなく箇条書き
--短く明確になる

-「明日」や「来週」などではなく「日時」を明記する

-返事の催促では「相手の逃げ道」を用意する
--感情的に相手を責めない
--「至急お送りください」 → 「進捗はいかがでしょうか?状況をお知らせいただければ幸いです」
--「4月20日が期限となっております。必ず納品をお願いします」 → 「4月20日が期限となっております。4月末から連休がありますので、作業日程上これ以上伸ばすことができない状況です。ご理解とご協力のほどお願い申しあげます」
---相手が納得できる理由を述べる

-無理な依頼を断るときは相手の立場で理由を述べる
--「ご迷惑がかかる」「お互いに利益を共有することが難しい」

-相手の間違いはストレートに指摘しない
--「〜のようです」といった断定しない表現を使う
--「ファイルが添付されていませんでしたので再送信してください」 → 「ファイルが添付されていないようですので、恐れ入りますが、再送信をお願いいたします」

-苦情には相手が納得する理由と対応策を書く
--言い訳には「こちらの事情を書かない」 相手には関係ないことなので、さらに感情を悪化させないよう

-「お世話になっています」だけでは芸がない
--お礼ではじめる
--相手をねぎらう
--相手の近況や健康をうかがう

-お願いの前には必ず「恐縮」する
--「こちらにも都合がありますので、至急ご返事ください」 → 「恐縮ですが、本日中にご返事いただければ幸いです」
--「ご多用のところ恐れ入りますが」

-謙譲語「いただく」は尊敬語「くださる」に直す
--「ご理解いただきますようお願い申し上げます」 → 「ご理解くださいますようお願い申し上げます」

-目上の人に「了解」は不適切
--「了解しました」 → 「承知しました」

-「〜したいと思い」「〜したいので」 → 「〜したく」

-「させていただきます」は「いたします」に直す

書籍情報


-Amazon.co.jp: メール文章力の基本 大切だけど、だれも教えてくれない77のルール: 藤田 英時: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4534047169/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->内容紹介
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--->◇いつも使うけど、実は知らない「恥ずかしくないメールの書き方」
--->好評既刊『文章力の基本』に続く「○○力の基本」シリーズ、待望の「メールの書き方」。
--->コミュニケーション・ツールとしてメールを使うことはたくさんあるにもかかわらず、ビジネスの現場できちんと教わることはほとんどありません。
--->シリーズの特長の1つでもある、「良い文例・悪い文例」を対比する構成により、自分のメールの間違いが手にとるようにわかります。メールに対する不安がなくなり、自信を持って書くための77のルールを紹介します。
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--->◇仕事ができる人だけがやっているメールの暗黙のルールとは?
--->本書では、仕事のできる人が普段から行なっている「メールの暗黙のルール」をまとめています。「メールは1往復半で終える」「用件が2つあるなら件名も2つ」「一文一義で短く書く」「効果的な引用のしかた」をはじめ、今すぐ使える文例集も付いており、どこから読んでも即効性のある内容です。著者は、インターネット、コンピュータ関連の多くの著作を持ち、実践に即した解説を得意としています。
--->読者対象は、20代~30代のビジネスメールに不安のある若手を中心に、さらに隠れた読者として、就職活動などで丁寧なメールを書く必要がある学生、ITが苦手だけど、使わざるを得ないベテランのビジネスパーソンなど。
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--->著者について
--->藤田英時(ふじた えいじ)
--->コンピューター、インターネット、英語の分野を得意とするジャーナリスト、ライター。電子メール歴は1980年代後半のパソコン通信サービスから数えて25年超。米国ベイラー大学でコミュニケーションを専攻後、西南学院大学文学部外国語学科英語専攻卒業。PR専門会社、パソコンソフト会社勤務を経て独立。翻訳出版、書籍編集・執筆、マニュアル制作、プログラム開発、技術サポートや大学でウェブサイト・メールを利用した情報処理の指導など幅広く活躍。『はじめよう! インターネットと電子メール』(電波新聞社)、『最新インターネット用語 語源で納得!』(ナツメ社)の他、関連書籍は110冊を超える。