梅田 望夫『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』

梅田 望夫『ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか』

-Amazon.co.jp: ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書): 梅田 望夫: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4480063870/nilabwiki-22/ref=nosim

-「自分が「好きでやりたいと思うこと」を求める強い衝動がある。個々人がそれぞれ自発的に面白さとやりがいを追求するほうが、金銭動機で達成されること以上の成果を出す」

-「100年前、「野球で飯を食う」と高原するとかなり笑われたと思う。しかし、多くの人がシステムを構築してきたので、年収数億円のプレイヤーが登場するようになった」

-「ある領域の先端での研究内容が同僚の誰からも理解されず、関心も持たれないというようなことはよく起こる」

-「リアル世界の有限性を超え「不特定多数無限大」と対峙できるネット空間があらわれ、関心を同じくする真の仲間を発見することができるようになった」

-「日本を比較していつも思うのは、米国の若者は力がなくてもやたらと自信がある一方、日本の若者は力があるのに自信がなさすぎる」

-「ロールモデル思考法」

-「たくさんのロールモデルを発見することが、すなわち自分を見つけることなのだとだんだんわかってくる。自分の志向性について曖昧だったことが、多様なロールモデルの総体として、外側の世界からはっきりとした形で顕れてくる」

-「アメリカでは小学校から、誰かが書いた作文にクラスメートがコメントをつけ、先生がコメントの仕方をたとえば「単なる批評はよくないから、建設的な言い方に直せ」などと指導する」

-「相手のよいところを見つけ、見つけたら褒め、批判するにしても建設的に行うことを、小さい頃から子供たちは体系的に叩き込まれる」

-「他分野の人物からの信号は、自分の分野に置き換えて考える」

-「「生きるために水を飲むような読書」は「一冊の本を精読する読書」に比べて「読書一冊からの収率」が悪い」

-「「時間の使い方の優先順位」を変えるにはまず「やめることを先に決める」こと」

-「キャリアの停滞感とは逆に言えば「与えられた仕事をこなす」くらいならそれほど背伸びしなくてもできるという意味であり、ただなんとなく大組織のダイナミクスの中で流されていると、あっと言う間に時間が過ぎ、コモディティ化するリスクが高い」

-「志向性の共同体」

-「ファン(特に若い世代)はアーティストと友達になりたいのだという重要な発見」