大人に必要な読解力が正しく身につく本

読書メモ


-nilog: 『大人に必要な読解力が正しく身につく本』をざっと読了。『大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ』を改題して、再編集して、文庫化した書籍とのこと。目次を見た感じではほとんど同じ内容だと思う。 「「読解力」を鍛えるトレーニング完全網羅! 「わかったつもり」で本を読んだり、会話をしたりしていませんか? 東大・首席、大人気の国語講師が教える、読む力を確実に向上させる一冊」 大人に必要な読解力が正しく身につく本 (だいわ文庫 454-1-E) | 吉田 裕子 (2024-02-01)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=m01&id=111853493451553254
--

-文章を誤解や曲解なくそのまま読み取れる
-書かれている要素の重要度を判別できる
-内容を自分でまとめられる

-要点把握
--文章から要点を見つけ出す
--話題と結論を押さえる
--話題: 何について述べられているか
--結論: 結局どのようなことを言いたいのか
--要点は表現を変えながら繰り返し書かれる
--同じ語や類義語をヒントにして、文中のどの部分とどの部分が同じか見極める

-初読では必要以上に自分の主観を交えない

-知識をもとに予測を立てながら読む
--読むスピード、理解するスピードが速くなる

-全体がわかっているかどうかの目安は、文章を図解できること
--因果関係や対比を図解する

-主張・根拠・例を構造化する

-5W1Hで整理する

-贅言消去
--あおり部分を排除して冷静に読む
--侮辱・挑発などの部分を取り除いて、本題に集中する
--反省点・改善点だけを冷静に受け止める

-事実と意見を区別する
--意見には、感情的な評価語、推測や主張を示す文末が用いられる
--意見が違うからといって、すぐに噛みつかない

-事実として書かれていること自体も疑う
--世代や地域の差によって、一般常識とされるものは少しずつ違う
--引用されている一般常識がもはや変わっていることがある
--常識だと思っていることが、実は根拠のない話かもしれない
--学校で習った知識と最新の研究成果との間にズレがある場合がある
--何が根拠かを意識する

-つかえたところと格闘する
--知らない言葉・知らない使い方を飛ばさず調べる
--繰り返し読む
--調べたり考えたりすることで読解力が伸びる

-要約にチャレンジする
--読む力と書く力を鍛えることができる
--要点(話題と結論)を中心にして100字で要約する
--字数に余裕があれば、対比・理由・例を補う
--本を読み終えたら、話題・見どころ・感想の100字書評を書いてみる

-読書や類語辞典などで自分の語彙外にある言葉に出会う
--辞書は複数を引き比べたり、本のように読んだりするのが上級者

-2軸の4種類をかけあわせて読書のバランスを取る
--知性につながる読書 or 感性につながる読書
--ストックの読書 or フローの読書
---ストックの読書: 自分の中に蓄積されて長期的に生きてくるような本質的なもの
---フローの読書: ニュースのように日々流れてくる情報

-自分でも文章を書いてみる
--自分で文章を書くと気づくことが増える
---どうしてこんな文体を取るのか
---どうしてこんな文章構成なのか
--他の人の文章の技術に気づきやすくなり、真似できる手本が増える
--書き手の工夫や苦悩が感じとれるようになる

書籍情報


-大人に必要な読解力が正しく身につく本 (だいわ文庫 454-1-E) | 吉田 裕子 |本 | 通販 | Amazon
--https://www.amazon.co.jp/dp/4479320148?tag=nilabwiki-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
-->「読解力」を鍛えるトレーニング完全網羅!
-->「わかったつもり」で本を読んだり、会話をしたりしていませんか?
-->東大・首席、大人気の国語講師が教える、読む力を確実に向上させる一冊。

-『大人に必要な読解力が正しく身につく本』は『読みトレ』を改題して再編集して文庫化した書籍とのこと。目次を見た感じだとほとんど同じ内容だと思う。

-Amazon.co.jp: 大人に必要な「読解力」がきちんと身につく 読みトレ : 吉田 裕子, oyasmur: 本
--https://www.amazon.co.jp/dp/4479796665?tag=nilabwiki-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
-->●「わかったふう」に本を読んだり、会話をしたりしていませんか?
-->【読解力】があれば、仕事と暮らしの"質"が驚くほど高まります!
-->
-->こんな失敗はなくなる!
-->
-->×依頼や指示のメールを読み間違え、的外れな行動をとる
-->×資料を読むのが遅すぎて、長時間の残業をしなくてはならない
-->×ろくに読まずに契約書に記入し、後で不利な条件だと知る
-->×思い込みから感情的に文章を解釈し、人間関係のトラブルを起こす
-->
-->↓本書で「読む力」を手に入れれば…↓
-->
-->○メールや説明書をスラスラ読みとれる
-->○新聞・資料などから深く情報入手できる
-->○難解な本もサクサク読み込める
-->○SNS・ブログのリテラシーが高まる
-->
-->あらゆる仕事、日々の暮らしに役立つスキルが手に入る!
-->
-->東大・学科首席、大人気の国語講師が教える
-->「読解力」を鍛えるトレーニング完全公開!
-->
-->【目次はこちら】
-->
-->●はじめに 文章を読めない人が増えている?
-->●第1章 読む力を鍛えるはじめの一歩 要点をいかにしてつかみとるか
-->・文章から要点を見つけ出す
-->・要点発見トレーニング
-->・大切なことは繰り返し出てくる
-->・複雑な分をシンプルにとらえる
-->
-->●第2章 読解の三大ポイント 1接続語 2助詞 3指示語をマスターする
-->・文の流れをつかむトレーニング
-->・「たしかに」という言葉から筆者の意見を見極める
-->・接続語から後ろの内容を予測する
-->・指示語をきちんと把握する
-->・助詞のにおわせるメッセージを読みとる
-->
-->●第3章 文章を図解できれば一人前 様々な図解法を覚えてアウトプットにつなげよう
-->・因果関係や対比を図解しよう
-->・箇条書きで要素をリスト化
-->・主張・根拠・例を構造化する
-->・二項対立を表にまとめる
-->・時系列に並び替える
-->・ツリー図を書けるようになる
-->・5W1Hで整理する
-->
-->●第4章 これからの時代に欠かせないリテラシー 的外れな意見を言わないために
-->・あおり部分を排除して、冷静に読む
-->・事実と意見を区別する
-->・事実として書かれていること自体も疑ってみる
-->・つかえたところと格闘する
-->・論理の飛躍を見逃さない
-->・逆は必ずしも真ならず
-->
-->●第5章 読解力を長期的に伸ばす 普段の「読み方」にちょっとした変化を
-->・要約にチャレンジする
-->・読解力を鍛える新聞の読み方
-->・語彙力の伸ばし方
-->・あらためて、読書のすすめ
-->・自分でも書いてみる
-->
-->●最終問題
-->●おわりに 読解力不足が原因で損をしないために
-->●おまけ おすすめ書籍の紹介