35歳までにやめる60のこと

35歳までにやめる60のこと

-Amazon.co.jp: 35歳までにやめる60のこと (成美文庫): 中谷 彰宏: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4415401775/nilabwiki-22/ref=nosim/

読書メモ


-読者ターゲット
--やらなければならないことが多すぎて、やりたいことができない人。
--やりたいことを、絞り込めない人。
--罪悪感を感じて、やめることができない人。

-nilog: 「やらなければならないこと」をやっていると、それで寿命は終わります。 (2011-08-23)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=105945526003974144
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-「学校では「やらなければならないことはあるんだ、今のうちは」とひたすら教えられます。労働者をつくっていくのが、義務教育の仕事です。社会を運営していくためには、労働者が不可欠です。学校は、優等生という労働者をつくっていくのが仕事です。世の中みんなが、好きなことをやる人たちになっては大変なことになるから、そういう教育をするのです」

-自分の夢を実現する人
-他人の夢を実現する人

-「なかなか辞めないで、就職情報誌を読むと、この場所もなかなか悪くないなということがわかったりします」

-人生のマーケティング
--「ビジネスにおいてはマーケティングをやっても、自分の人生のマーケティングは忘れることがあるのです」

-「結局、カッコいいというのは、 have と be の問題になります。 be のほうがカッコいい生き方です。何かを持っているから、カッコいいということはありえません」

-「作家というのは be です。肩書きではなく、生き方です。気がついたら書いてしまうのです。お金を払ってでも書きます」
-「本当の作家は、1冊も本はできていなくても、パソコンの中でたくさん書いています」

-「料理が家事になると、どれだけ手抜きができるかという考えになります。ところが、料理が趣味になると、どれだけ手間をかけられるかというところに行きます」

-「最初の仕事に注文など来るわけがありません。注文もないのにやっているのが、好きなことです」

-「差別化は、「こういうことができる」ではなく、「こういうことはやらない」ということです」

-「あれもこれもやることが、いかに生き残れないかということです。たとえば、オムライスが食べたいと思ったら、なんでも屋さんより、洋食屋さんに行きます。ところが洋食屋さんには、ハンバーグもナポリタンもあります。洋食屋さんとオムライス専門店なら、お客様はオムライス専門店に行きます」

-「あなたの仕事におけるラー油は、一体何かということです」
-「お客様のヘンなオーダーを思い出してください。そこに未来があります」

-「楽天には「楽天大学」があります。ネットショッピングで、より売上を上げるために勉強する大学です。登録するお客様に楽天大学で勉強してもらうという仕組みが、楽天成功の最大の秘密です」

-「世界のホテルは、人件費率が平均25%です。ところが、日本のホテルは人件費率が平均33%です。この8%の差は、戦えないのです。ホテルは利幅の小さい仕事です。どんなに混んでいるクリスマス、お正月、お盆でも、200室のホテルは200室しか売れません。一方で、オフシーズンもあります。8%も差がついているのは、正社員の年功序列の給与体系によります。企業の中で最も改造しにくいのが、給与体系です」

-「どこの会社でも、クビにしたい役員、クビにしたい40代、50代はたくさんいます。稼いでないのに給料だけ高くとっている社員たちです。ところがクビはきれません。目の前にいる人のクビを切ることになるからです。最終的に、「社長を辞めてください」ということになります。社長が一番ムダにお金をとっているのです。給与体系を変えることは、役員の数を減らすということです。ですから、役員会は通りません。国レベルで言うと、国会議員の数が不必要に多いのは、国会議員の数を決めているのが国会議員だからです。すべての会社で、人事改革は最もむずかしいのです。自分のクビを切られることを人事部がやるわけがありません」

-「経済が頭打ちになって、下り坂に入り始めた時に、ライフスタイルは細分化していくのです」

書籍情報


-著作一覧(35歳までにやめる60のこと)
--http://www.an-web.com/book_html/978-4-415-40177-5.htm
--->【この本は、3人のために書きました。】
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--->(1) やらなければならないことが多すぎて、やりたいことができない人。
--->(2) やりたいことを、絞り込めない人。
--->(3) 罪悪感を感じて、やめることができない人。
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--->【何かをやめることで、新しいことが始まる。】
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--->僕は「あなたの元気を奪っていることは、
--->やめていいですよ」とアドバイスします。
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--->30代は、あれもやらなければ、
--->これもやらなければということが多いのです。
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--->企業の経営者も、「もっと真剣にやれ」「3倍一生懸命やれ」
--->「頑張らなくちゃダメじゃないか」と言います。
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--->それでは頑張っている人は疲れます。
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--->目いっぱい頑張っているのです。
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--->これ以上頑張らせたら、余計に疲れてしまいます。
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--->僕が言いたいのは、「これはやめていいですよ」ということです。
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--->やめる力が、変化を生みだします。
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--->何か新しいことを始めてから、やめるのではありません。
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--->何かをやめることによって、新しいことが始まるのです。
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--->変化する力は、やめる力です。
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--->何かをプラスするのではありません。
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--->何かをマイナスする力が、変化を生みだすのです。
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--->今、必要なことは、何かをさらにするこではありません。
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--->もう十分しています。
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--->何かをやめることで、やるべきことが見つかるのです。
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--->【やめることを、決めよう。】

-成美堂出版
--http://www.seibidoshuppan.co.jp/cgi-bin/serch/_book_details.php?bookcd=6562
--->30代は何かを新しく始めるよりも、やめることで人生が変わる。「しなければ」という幻想を捨て本質を見極める気づきのコツを紹介。
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---><CONTENTS>
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--->1. ほめてもらおうとすることを、卒業しよう
--->2. 「やらなければならないこと」を、卒業しよう
--->3. 優等生を、卒業しよう
--->4. 「辞めたい」というのを、卒業しよう
--->5. 「断れない」を、卒業しよう
--->6. 目覚まし時計を、卒業しよう
--->7. 「休みが欲しい」を、卒業しよう
--->8. 好きなことをする罪悪感を、卒業しよう
--->9. 「みんなの言うことをきく」を、卒業しよう
--->10. 凄いと見せようとすることを、卒業しよう
--->11. 所有することを、卒業しよう
--->12. 損得を、卒業しよう
--->13. 注文を待つことを卒業しよう
--->14. 「主役がすべて」と思うことを、卒業しよう
--->15. 他人の生き方に干渉することを、卒業しよう
--->16. 悲壮感いっぱいに必死にやることを、卒業しよう
--->17. 花形部署への移動を期待するのを、卒業しよう
--->18. 「なんでも、やります」を、卒業しよう
--->19. 新規のお客様を増やそうとすることを、卒業しよう
--->20. メニューを増やすことを、卒業しよう  ほか

-Amazon.co.jp: 35歳までにやめる60のこと (成美文庫): 中谷 彰宏: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4415401775/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->目次
--->第1章 「他人の評価を気にすること」をやめてみる。(他人の評価に、ビクビクしない。好きなことをしていると、損得を言わなくなる。 ほか)
--->第2章 「会社に左右される生き方」をやめてみる。(エレベーターの中で、ゾンビになっている自分に気づこう。伸びる企業は、人事部が明るい。 ほか)
--->第3章 「キャリアに縛られること」をやめてみる。(「いつか」を「今から」にしよう。エレベーターを待つ姿に、キャリアが出る。 ほか)
--->第4章 「儲けようと考えること」をやめてみる。(4人集まったら行くという桃太郎に、誰もついてこない。売れることを目的とすると、楽しくなくなる。 ほか)