プロ論。

プロ論。

-Amazon.co.jp: プロ論。: B-ing編集部: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198619611/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->出版社 / 著者からの内容紹介
--->「仕事がつまらない」。そんな人たちが多い一方で「仕事が楽しくてしょうがない」という人たちもいます。しかもそういう人に限ってすごい実績を残している。その人たちはどうやって自分に合う仕事を見つけたのでしょうか。秋元康、安西水丸、石橋貴明、井筒和幸、糸井重里、今井彰、 おちまさと、乙武洋匡、金子勝、香山リカ、カルロス・ゴーン、北川正恭、北村龍平、木村剛、邱永漢、清宮克幸、小谷真生子、齋藤孝、櫻井よしこ、佐々淳行、佐藤可士和、笑福亭鶴瓶、重松清、白石康次郎、鈴木光司、高橋がなり、高橋源一郎、田原総一朗、堤幸彦、野口悠紀雄、中島義道、中村修二、成毛眞、野口健、日比野克彦、藤子不二雄A、藤巻幸夫、古舘伊知郎、堀紘一、三木谷浩史、宮内義彦、柳井正、横山秀夫、平尾誠二、 養老孟司、松本大、本宮ひろ志、森島寛晃、和田アキ子、和田秀樹。総勢50人の「夢をかなえる仕事術」です。
---> 
--->出版社からのコメント
--->仕事はしたい、でも会社や組織に縛られるのはイヤ。一生食べていけるような技術を身に付けたい、手に職つけたい、という若者が増えているという。中高年のサラリーマンでも、会社を辞めて、第2の人生は自分の好きなことをして食べていきたい、という人が多くなっている。そうした思いを実践し、生き生きと働いている著名人たちを紹介したのが本書です。彼らはどんなふうにそれを可能にしたのか。失敗、成功、挫折、恥かき体験、そして信念。そこに繰り広げられるのは、あなたや私と変わらない苦労であり、悔しさであり、喜びでした。でも、ほんの偶然の出会いやきっかけが、彼らを後押ししていく。それは、彼らにだけ特別起こったものではなく、きっと誰にでも起こるものなのだと思います。きっかけを探している人には誰にでも、、、。本書は、登場50人からあなたへの応援歌です。
--->みんながあなたに、「めげずに、好きなことやれよ」と呼びかけているのです。
---> 
--->著者からのコメント
--->「毎日がつまらなく無気力に過ごしている」「先行きが不安でやる気が起きない」「会社に行きたくなくて遅刻ばかりしている」…。B-ing編集部には若いビジネスパーソンから、さまざまな悩みが寄せられます。しかしその一方で、「仕事で徹夜しても全然平気」「休みなんかいらない」「仕事というより遊んでいる感じ」「お金のために働いてるわけじゃない」…といった「仕事が面白くってしょうがない」人たちもいるんですよ。両者の違いはどこにあるのでしょうか? その疑問を解消するために、B-ing編集部では「プロ論。」という連載を始めました。それから5年、計250人以上の一流といわれるプロに会って話を聞くうちに、「仕事を面白くする法則」に気づきました。それは…。本書を読んでいただければきっと分かると思います。

----
読書メモ

-「絶対に安泰と言われた企業が苦境に陥りましたが、実際は過去もそうだったんです。昔も今も、エリート意識が強い学生が入社を始めると斜陽が始まるのがパターンでした」

-「そもそも付加価値をほとんど生まない、いわば虚業である金融機関で、日本では本当に大勢の人材が働き、高コストのサービスを無理矢理に提案している。この状況が異常なんです」

-「努力も大事です。だって、運とタイミングがそろったときに準備ができてないと、それに乗れないですからね」

-「ジャーナリズムは、人の命を守り、権利を守るためにこそ存在していると思うのです。ただ人を驚かせようとするだけのショッキングな報道は、ジャーナリズムと言えるのでしょうか」

-「仕事が終わって、「あーあ、メロンパンでも食うか」なんて。寂しいですねぇ。ちっとも感動がない。不埒であってもいいやと思ってる人は、「おお、メロンパンだ」と感動できる。この化学物質にまみれたグリーンがたまんないよなぁって」

-「何かを犠牲にしないで、夢を見てはいけない」「少なくとも努力をしないで夢を見てはいけない」

-「根本の部分で自分を見つめ、課題に気づき、自己変革をしていかないと」

-「目標や理念を持っていると、行動が変わるんです」
-「目標がない人はどうなるのかというと、何かのせいにするんですね。仕事であれば、頑張っているのに会社は評価してくれない、上司は理解してくれないと考えてしまう。でも、問われているのは頑張ったかどうかではなく、成果なんです。客観的にそれが分かっていれば、目標に向かってイノベーションを起こすでしょう」

-「国が悪い、行政が悪いといっても、話は始まりません」

-「常に自己否定をすることが、新たな価値や成長を生む」

-「工業による豊作貧乏」
-「1929年の大恐慌は、農作物をつくってヨーロッパに売っていた新大陸アメリカが、農作物の豊作貧乏に陥ってデフレになったというものでした。今度は工業中心にそれが起きているんです。工業は農業と違って、天候にも左右されないし、胃袋の大きさを気にすることもないから、だれもがいつまでも成長が続くものだと思ってしまったんですね」

-「転職をしないから、ストレスがたまる日本」
-「そもそも日本は、潜在的な失業者だらけの国なんです。だって、職に就いていても、その職に満足している人なんてほとんどいないでしょう。もっといい仕事はないかとみんなが思っている」

-「暴動でアジ演説をしているヤツに「静かにしろ」と言ってもダメです。こういうときは、アジ演説している人の名前や身分を調べておく。そして、固有名詞で語りかけるんです。「○○君、やめないと騒乱罪の率先助勢で排除するよ」とやる」

-「会議の席で上司に反発するなど百害あって一利なし。諫言は必ずサシで行う」
-「上司に指示を仰ぐときには、3択の指示伺いが有効です。選択肢を3つ持っていく」

-「社会や人生はそもそも理不尽なんです。不平等で、不公平で、偶然が評価や成功を左右する。ところが、そうした理不尽を押し隠し、画一的に「努力すれば報われる」とか「大企業に入れば沈没しない」とか、そういう幻想をつくりだそうとしていた。実はみんな、言わないだけで知っているんです。それが幻想であることを。能力があるのに評価されなかったり、企業のために才能を殺した人が数多くいた事実を」

-「大事なのは、自分にとって何が幸せなのか、どうすればドキドキできるのかと、しっかり理解しておくことです。本当に何が好きなのかを考えてみる」

-「美容院選びと変わらない転職の動機があったりする。お花見の場所取りのような会社選びがある。ちょっとでも見栄えのいい会社とか、ほんのちょっと給料が多い会社とか。会社を変われば、すべてを変えられるという幻想が闊歩している。結婚すれば幸せになれると思っている人と同じです」

-「例えば今、ヒマワリが高値で取引されているとして、ヒマワリを今から植えたらみんなと同じです。待っているのは暴落しかない。必要なのは今、タンポポを植える勇気なんです」

-「止まっている時計は日に2度合う」「ずっと前から延々とカスミ草だけを植えている人がいるとします。自分の姿勢を決して曲げない。でも、何年かに一度、カスミ草の大ブームが来て、この人は高い評価を受けるんです。一方、ただ流されて、ヒマワリだ、タンポポだと移ろう人もいる。こういう人は、永遠に時代から5分遅れで走り続けるわけです。一度も時間は合わない」

-「大事なことは、自分自身が面白いと思えるかどうかです。そして誰かの役に立てるかということ」

-「小学校のときに味わったイジメのつらさ、中学校で好きな女の子ができたときのドキドキ感。そういういろんな年代での肌感覚を忘れないことを心掛けた。だから僕は今でもいろんな年代にすぐに近づけるし、女性の気持ちにも近づける」

-「やらされ感に発明なし」

-「クリエイティブは、多くの人が関われば関わるほど、とんがった部分が減っていってしまうんです」

-「大事なのは、作りたいという衝動なんですよ。それがないと映画は絶対に撮れない。物づくりはなんでもそうです」

-「最も大きかったのは、自分のためでなく、だれかのために働いたことだと僕は思っています」

-「チームに自分が貢献するにはどうすればいいのかを、常に考えていた」

-「著名人のインタビュー記事を見て、「こいつらは特別」「ちょっと運がいいだけ」と思う人がいる。同じ土俵に上がることすらしない。勝負する前から、もう負けてる」

-「2年目には、かわいい女性の後輩も入ってきて、それまで10時ごろに重役出勤していたのが、朝7時から会社に行くようになったり(笑)」

-プロ論。 - はてなモノリス
--http://mono.hatena.ne.jp/mono/wtkBacdT8X#/nilab/wtkBaceR57
--->みんな言ってることがバラバラでおもしろい。B-ingに掲載された「巻頭インタビュー 21世紀を働く」を加筆・訂正したもの。

-プロ論。 - はてなモノリス
--http://mono.hatena.ne.jp/mono/wtkBacdT8X#/nilab/wttzh9naF9
--->著名人50人分の働き方・生き方アドバイス。