アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に!

-アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に! | NHKスペシャル取材班
--http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4163904301/nilabwiki-22
-->20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。その最新研究に迫ろうと始動した取材班は、医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実に直面する。一体、アレルギーはなぜこれほどまでに増加してしまったのか?このパンデミックを果たして人類は食い止めることができるのか?大反響だった「NHKスペシャル」をもとに、さらに詳しく、分かりやすく、予防と治療の最先端を解き明かす!

読書メモ


-根拠のない指針がアレルギー患者を激増させた
--従来の「アレルギー食品を避ける」という予防策には明確な科学的根拠が存在しない
--古い常識のまま突き進む医療者や保育の現場
--具体的な予防法がわかっていないため、「アレルギー食品を避ける」という指導法を変えられないままでいる医師が多い

-Tレグ(制御性T細胞)
--家畜との接触が多い人や生乳を飲んでいる人の血液内で、Tレグという免疫細胞が35%も増えている

-経皮感作
--ピーナッツオイル入りのスキンクリームを使い、ピーナッツアレルギーに
--グルパール19S(小麦成分)を使った石鹸による小麦アレルギー
--花粉症も経皮感作
--牡蠣を剥く手作業をするとカキアレルギーに

-アレルゲンが腸から先に入ると攻撃を止めるTレグが作られる
-アレルゲンが皮膚から先に入ると、免疫は異物を攻撃対象として記憶し、アレルギーになってしまう

-nilog: 誤った攻撃を制御する制御性T細胞(Tレグ)。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741528966775771136
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-nilog: アーミッシュはアレルギーが少ない。環境因子。家畜と濃密な接触。加熱殺菌しない牛の生乳を飲む。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529015760998404
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-nilog: 田舎に移住して家畜と接触することでアレルギー症状が改善する。しかし、数週間程度では意味がない。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529087005491201
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-nilog: 妊娠中、授乳中、離乳食でアレルギー食品を避けても、食物アレルギー防止にはならない。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529226273128448
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-nilog: グルパール19Sの入った石鹸による小麦アレルギーの発症。経皮感作。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529400819126272
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-nilog: 花粉症も経皮感作が原因で起こる? (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529454447464449
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-nilog: アレルギーは皮膚からの侵入が発症原因。腸から吸収すると専門のTレグが生成されてアレルギー予防に。 (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529552506126336
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-nilog: 離乳食の遅れがアレルギー急増の原因のひとつではないか? (2016-06-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=741529607136907265
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書籍情報


-アレルギー医療革命 花粉症も食物アレルギーも治せる時代に! | NHKスペシャル取材班
--http://www.amazon.co.jp/o/ASIN/4163904301/nilabwiki-22
-->大反響の「NHKスペシャル」を書籍化!
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-->これまでアレルギーの”常識”とされてきた数々の情報。
-->「一度発症した花粉症は治らない」
-->「アレルギーになりたくないなら、アレルゲンをとにかく排除する」
-->「アレルギー予防のために、離乳食はゆっくり進める」
-->「卵などのアレルギー食品は赤ちゃんに食べさせないのがベター」
-->「妊娠中、授乳中の母親の食事が子どもをアレルギーにする」……。
-->
-->これらはすべて、間違いでした!
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-->20世紀後半から、先進国で爆発的に増加したアレルギー。
-->日本では国民の4人に1人が花粉症を、
-->赤ちゃんの10人に1人が食物アレルギーを発症しています。
-->
-->アレルギーパンデミックとも言われるこの状況を打開する手はないのだろうか?
-->最新研究に迫ろうと始動した取材班が直面したのは、
-->医療の常識が根底から覆ろうとしている衝撃の事実でした。
-->
-->カギを握る存在として注目されるのが、日本人研究者が発見した
-->新たな免疫細胞「Tレグ」です。
-->この細胞の働きが分かったことで、アレルギー発症メカニズムの解明が進み、
-->完治を目指す根治療法の研究が世界中で始まっています。
-->
-->世界中の最新研究を丹念に取材し、アレルギーの予防と完治に向けた実践的な情報が詰まった一冊です。
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-->【目次】
-->第1章 アレルギー患者のいないコミュニティーを追って
-->家畜との生活に秘密を発見
-->第2章 免疫の常識を大きく変えた「Tレグ」
-->日本人研究者が発見! 唯一の制御細胞
-->第3章 アレルギー予防の“常識”は間違いだらけだった!
-->根拠のない指針が患者を激増させたという真実
-->第4章 アレルギーの本当の原因に迫れ
-->「いつ」「どこから」入り込むかが分かれ道
-->第5章 アレルギーを完治させる! 驚きの最新治療法
-->体内の“天秤”をコントロールせよ!