色のない島へ 脳神経科医のミクロネシア探訪記

色のない島へ 脳神経科医のミクロネシア探訪記

書籍情報


-Amazon.co.jp: 色のない島へ―脳神経科医のミクロネシア探訪記: オリヴァー サックス, Oliver Sacks, 大庭 紀雄, 春日井 晶子: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4152082259/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->内容(「BOOK」データベースより)
--->色覚のない人々の驚くべき視覚生活とは?先天性全色盲、原因不明の神経病―特異な風土病とともに生きる人々の姿を感動の筆致で描く医学エッセイ。
--->内容(「MARC」データベースより)
--->先天性全色盲の患者が集団で暮らすピンゲラップ島、原因不明の神経病が多発しているグアム島…。「島」という環境ゆえに特異な風土病が残るミクロネシア。奇妙な病気とともに生きる島の人々の日常生活を心暖まる筆致で描く。

読書メモ


-全色盲
--一般的な色盲や色弱のことではない
--際立った色覚異常と弱視をきたす遺伝病
--光りに対する感受性が一般人を上回る
--明暗の変化に対する感覚が鋭い

-ピンゲラップ島
--世界で全色盲になる確率は3万人に1人、ピンゲラップ島では12人に1人
--全色盲のことを「マスクン(現地語で"見ない"という意味)」と表現する言葉もあるほど

-マーサズ・ヴィニヤード島
--島の北部の村では新生児の4分の1が生まれつきの聾者
--この音のない社会では、耳の聞こえる人も聞こえない人も同様に手話を使いこなす

-小説『盲人国』