“司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ)

“司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ)

-Amazon.co.jp: “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ): 伊藤 真, 野田 稔: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4141895741/nilabwiki-22/ref=nosim/
--薄くて読みやすい。良書。

-仕事学のすすめ|NHK
--http://www.nhk.or.jp/program/shigotogaku/
--->2月 「“司法試験流” 知的生産術」
--->(昨年9月のアンコール放送)
--->【出演】 伊藤真(弁護士)
--->トランスレーター(聞き手)野田稔(明治大学大学院教授)
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--->仕事学のすすめ9月は、司法試験の受験指導で全国的な人気を誇る弁護士で塾経営者の伊藤真さんに、ビジネスパーソンが活用できる知的生産のノウハウを4回シリーズで聞く。
--->合格率がずっと2,3%台で推移していたことから日本で最難関の試験と言われてきた司法試験。伊藤さんは、これまでの常識を破り、法学部に在籍していなかった生徒にも対象を広げ、元Jリーガー、主婦などさまざまな経歴を持つ合格者を送り出してきた。
--->背景にあるのは、伊藤さんが本番試験で何が合否を分けるかを洞察した上で編み出したユニークな勉強法の数々だ。さらに、受験生の不安解消にも伊藤さんは独自のノウハウを持っている。 
--->「司法試験の準備に求められるのは、何が必要で何が不必要かを見極める洞察力だ」という伊藤真さんはその手法は一般のビジネスパーソンにも応用がきくと言う。そんな伊藤さんの知的生産術に迫る。
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--->(プロフィール)
--->1958年生まれ。少年時代、両親の仕事の関係でドイツに渡る。帰国後、中、高を経て、81年、東大法学部在学中に司法試験合格。その後、専門学校で受験指導をしたところ、たちまち人気講師になり、95年より司法試験受験者向けの塾を開設した。現在 塾長・弁護士活動のかたわら日本国憲法普及活動や一票の格差是正運動にも取り組んでいる。
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--->2月1日(水)
--->午後10時25分〜10時50分
--->伊藤真“司法試験流”知的生産術 <全4回> 第1回
--->伊藤真は、大学在学中に最初に司法試験に挑戦して失敗した時、“量をこなす勉強では、いつまでも知らない問題に対処できない”と悟った。そこで伊藤は、勉強量が多い時ほど方法で差がつくと感じ、知らない問題に対処するための独自の方法論を編み出していった。それは、鍵となるいくつかの概念の相互関係に注目したり、本では目次をコピーして、常に全体と部分の関係を把握したりするなど。伊藤に具体的な最短最速勉強法を聞く。
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--->2月8日(水)
--->午後10時25分〜10時50分
--->Eテレ
--->伊藤真“司法試験流”知的生産術 第2回
--->“文章では、常に読み手を納得させなければいけない”という伊藤真は、まず「IRAC」という4つの部分に分けて書くことを勧める。Iは問題提起(Issue)、Rはそれを解決するためにルール(Rule)を提示する。Aはそれを事例に当てはめて(Application)、Cは問題に結論(Conclusion)を出す。口頭でのプレゼンなどの注意点やテクニックも含め、論理的な伊藤のプレゼン術に迫る。
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--->2月15日(水)
--->午後10時25分〜10時50分
--->Eテレ
--->伊藤真“司法試験流”知的生産術 第3回
--->司法試験を受ける生徒たちに、まず合格体験記を書かせるという伊藤真は、常にゴールを見定め、計画を立てることが重要だと語る。そのポイントは「必ず何もしない休養日を立てる」「スケジュールを定期的に見直しする日を設ける」など。また、1日のタイムスケジュールを10分単位で見直し、時間をやりくりすることも大切だという。実例を交えつつ、まさに“目からウロコ”の伊藤の時間管理術のノウハウを紹介する。
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--->2月22日(水)
--->午後10時25分〜10時50分
--->Eテレ
--->伊藤真 第4回「スランプを味方にする自己管理」(9月28日初回放送)
--->スランプに陥った受験生のカウンセリングにも豊富な経験を持っている伊藤さん。第4回ではビジネスパーソン向けにスランプを味方にする自己管理術を語る。伊藤さんが勧めるのは、ストレスの原因の見える化。不安要素を紙に書き出し、原因の原因をさかのぼっていくと、解決方法が見えてくるという。
--->こうした解決法は自分が司法試験に落ちたショックの体験から生まれてきている。法律も人生も解釈次第でスランプを味方に出来るという伊藤さんに自分自身のスランプを克服した体験を交えながら語ってもらう。

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最短最速学習法

-勉強するときには、まずは浅く広く全体像を見渡しておく
--全体像を意識しながらそれぞれの関係に着目し勉強したほうが圧倒的に理解しやすく、応用が効く

-本の選び方のポイント
--全体を把握しやすい前書きか、目次が詳しいかどうか
--2冊選ぶ。逆にそれ以上はなるべく手を広げずに素材を絞り、繰り返し勉強する
---最初からいきなり難しいものを選んで挫折しないよう、1冊目は全体のイメージがわかるような薄いものがいい
---2冊目は丁寧に描かれた厚みのある専門的なものを用意する

-分析というのは、共通点を相違点を見出すこと

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"部品"で作るプレゼン術

-「目的」と「読み手」を意識した文書を作れ

-IRAC (Issue, Rule, Application, Conslusion)
--問題提起(解決しなければならない問題) → 仮説を立てる(規範定立、解決策) → 実証する(具体例にあてはめる、対立利益への配慮も忘れない) → 結論を出す

-対立利益への理解をちょっと示すことで、独りよがりではない文章になる
--プレゼンをする相手がもともと反対意見や、別の考えを持っていることがわかっていたならば、まず相手の考えに乗ってみる

-デメリットもあえて提示する
--提案する対象のメリット、デメリットを整理して示すことは、相手への共感を呼び起こし「信頼」へとつながる

-伝えることは1つに絞れ
--強い印象を1つ残す
--導入、本論、まとめにわたって、伝えたいキーワードを「要するに」と繰り返す

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確実に成果をあげる時間術

-ゴールの日を明確にする

-自分がゴールで求められているものは何か、どこまで行ったら成功なのかを全て細かく紙に書き出す
--ゴールのイメージを可視化

-あらかじめ休みの日を作っておく
--あえて意識して休みを取る

-休みの日とは別に、スケジュールの遅れなどを調整できる予備日を作る

-朝起きてから寝るまでの時間を10分単位で刻み、自分はそこで何をやっているのか丸一日検証する
--自分の時間を種別化

-勉強には、「ながら」勉強と集中して行う勉強の2種類
--種別化された時間に振り分ける

-空いている時間をすべて勉強に使おうと思わずにアイドルタイムを残す
--1日単位の計画の中にもきちんと休む時間、気を抜く時間を意識して持つようにすることは、継続していく上で極めて大切なこと

-寝る直前というのは、記憶のゴールデンタイム

-目的意識を持ってすごす
--目的意識を持っていないと休憩している時間ですら後ろめたい気持ちに

-時間は有限
--勉強するときは、意識的に自分に時間の制約を課す
---10問解くだけではなく、10問を何分・何時間で解くのかを意識することによって集中力も高まり、勉強の質も上がる

- 定期的に棚卸の日をスケジュールに入れておく
--いままでやってきたことを整理して、ゴールを確認して、やらなければいけないことを書き出しチェックして、仕切り直して、計画を立てなおしたり

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スランプを味方にする自己管理

-不安を紙に書き出し、客観的にみつめる
--頭の中のもやもやを可視化

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-nilog: テレビ観て買ったけどまだ読んでない。 - 仕事学のすすめ 2012年2月 (NHKテレビテキスト)/日本放送協会/編集 NHK出版/編集(単行本・ムック) http://t.co/xI91nXsP (2012-03-11)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=178786082467487745
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-nilog: IRACで論理的な文章を組み立てる。 - 仕事学のすすめ 2012年2月 (NHKテレビテキスト)/日本放送協会/編集 NHK出版/編集(単行本・ムック) http://t.co/yWR6jsyJ (2012-10-15)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=257683340142997505
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-nilog: 暗記、忘れることを恐れない。記憶を引き出しやすい形で記憶する。アウトプットを意識して記憶。少しずつ覚える、過去に学んだことをざっと復習してから新しいことを学ぶ、ストーリーとして流れで覚える、全体の流れと部分。 #tv (2012-02-08)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=166983577060384768

-nilog: 仕事学のすすめ。最短最速勉強法。知っている問題と、知らない問題。量をこなす勉強では、知らない問題に対処できない。未知の問題に対処する。概念と概念の関係性を理解する。本を読むときは目次をコピーして全体と部分の関係を把握。 #tv (2012-02-08)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=166983447800332288

-nilog: 「結局のところ、日本の教育の現場では「勉強方法」について教えてこなかったと思うのです。例えばノートの取り方、記憶の仕方、本の読み方、メモの取り方、ものの考え方」 “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ) (2017-10-28)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=924258247518781442
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-nilog: 「最短ルートを見つける上で一番大切なのはゴールを明確にすること」 「今、やらなければいけないことだけを確実に行う」 “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ) | 伊藤 真, 野田 稔 (2017-10-28)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=924258485910388736
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-nilog: 「考える」とは何か。 「比較をする」「分析というのは、共通点と相違点を見出すこと」 “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ) | 伊藤 真, 野田 稔 (2017-10-28)
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-nilog: 「「間違えた」というエピソードと結びつけることによって、それはエピソード記憶、経験記憶になるんです」 “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ) | 伊藤 真, 野田 稔 (2017-10-28)
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-nilog: 勉強には、「ながら」勉強と集中して行う勉強の2種類がある。 “司法試験流” 知的生産術 2012年2月 (仕事学のすすめ) | 伊藤 真, 野田 稔 (2017-10-28)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=924259167702958080
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