脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める

脳が冴える15の習慣 記憶・集中・思考力を高める

-Amazon.co.jp: 脳が冴える15の習慣―記憶・集中・思考力を高める (生活人新書): 築山 節
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140882026/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->内容(「BOOK」データベースより)
--->最近、何となく頭がぼんやりしている―。記憶力や集中力、思考力が衰えたように感じている。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、たまに行う脳トレーニングではなく、生活の改善である。『フリーズする脳』で現代人の脳に警鐘を鳴らした著者が、すぐにでも実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。仕事ができる脳、若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。
--->内容(「MARC」データベースより)
--->最近、なんとなく頭がぼんやりしている-。そんな「冴えない脳」を治すために必要なのは、生活の改善である。すぐに実行できて、有効性が高い15の習慣を提案。若々しい脳を取り戻すためのポイントを分かりやすく示す。
--->著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
--->築山 節
--->1950年、愛知県生まれ。日本大学大学院医学研究科卒業。埼玉県立小児医療センター脳神経外科医長、財団法人河野臨床医学研究所附属第三北品川病院長を経て、同財団理事長。医学博士。脳神経外科専門医として数多くの診断治療に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

-良書。

-現代人は脳のタフさが欠けている
--前頭葉の基礎体力は日常的な雑用を片付けることで身につく

-家事は理想的な脳トレ

-時間をかければいいという発想の上司のしたでは部下が早く帰れない
-能率の悪い組織

-睡眠中の整理力
--脳は活動している
--思考を自動的に整理させる時間

-問題点を大まかに考えておくと翌朝、思考が整理されている

-夜は思考系の中枢である前頭葉が疲れている
-感情系が優位に立ちやすい
-冷静な話になりにくい
-寝る前には睡眠に入りやすい脳の状態を作っておく
-夜は感情系に癒しを与える
-現代人は感情系を刺激されやすい環境にあるから自分を積極的に癒すことが大切
-入眠儀式

-脳は怠け者 楽をしたがる
--会社や学校など強制されないと 感情系の要求に従って動いてしまう

-脳は思考系だけではない感情系 運動系 運動系をつかう 足手口を動かす 脳のウォーミングアップ
--さんぽ 部屋の片付け 料理 ガーデニング 挨拶プラす一言 音読

-脳の準備運動→時間の制約がある中で仕事をし集中力と頭ね回転の速さを高める
-基本回転数が上がっているあいだに雑用も片付ける
-脳がつかれたら休憩

-生活のリズムを失うことは「ボケの入口」
--なるべく同じ時刻に起きる

-音読
--目と口の運動
--脳の入力→情報処理→出力
--人に聞かせるつもりで読むともっといい

-手で物をつくる活動を朝の習慣に
--料理やガーデニングが朝のウォーミングアップとして効果的
--手をよく使う運動
--前頭葉を使って選択・判断

-脳の力には「基本回転数」とでも呼ぶべき要素がある
--何か問題を解決しなければならないときに集中力を高めて速く的確な判断ができる
--脳に蓄えられている記憶をパッと思考に結びつけ臨機応変な対応ができる

-時間の制約がないと基本回転数は上がらない
--基本回転数×時間でたくさんの処理ができるわけではない

-「私生活を削って一日かけてもいい」という発想で仕事をしていると基本回転数が上がらない
--持ち帰り仕事を当たり前にしている
--時間の制約を外してしてまっている
--長い時間仕事をしていること自体に安心感を求め出す

-仕事をする時間は何時までと決めて、それ以降はない、と考える習慣を持つ

-毎日自分を小さく律することが、大きな困難にも負けない体制を育てる
--部屋の片付けや、壊れているものを修理に出す作業とか
--自分の身近にある、少し面倒くさいと感じる問題を毎日少しずる解決する

-書類整理などのルールをつくる
--雑用の些末な選択・判断を効率化させるルールを持つ
--ルールを自分なりに考えて持っておく
--机や本棚の整理、名刺の管理、衣類の処分、台所の整理、初対面の人との応対
--日頃の経験から「こうすればいいんじゃないかな」と思っていることを書き出して実際にやってみて有効性を確かめる
--ルールを決めたら習慣化するまで紙に書いて貼っておくのもいい
--急に仕事が増えたり、新たな問題が発生したときも、余裕を持って対処できる

-一日の行動予定表を書く
--行動を意識して行う力が強まる
--何となく行動して失敗したり、忘れ物をすることが少なくなる
--何時までに終わらせるという時間的要素も書き加えておく
--予定通りにできたかをチェックする習慣を持つ
--予定通りにいかなかったときはその理由を簡単に分析する

-問題解決に至るプロセスを書く
--複雑な組み立てが要求される仕事
--問題解決のゴールを設定し、そこに至るまでのプロセスを大筋で考える
--脳の中で組み立てようとしている情報を視覚化するのは、前頭葉の仕事を助けること

-人に伝えることを前提として情報を取る
--いつか出力することを前提として意識的に情報を取ろうとすることが大切
--街を歩く前に「途中に何があったかを後で教えてください」と言われていればめぼしい情報を意識して脳に入力しようとする
--報告書
--まとめ
--ブログ
--メモを取りながらテレビ番組を見る
---話のネタになることはないかと常にレーダーを働かせる

-人の質問に答える形で話を長くしていく
-メモを用意し、そのキーワードを辿りながら慣れない話を長くする

-イメージを思い浮かべながら話す習慣
--写真を撮ってきてそれを示しながら話す

-「何の役に立つのか」より「誰の役に立つのか」を重視して考える

-書くことによって情報を脳に刻み込み、まとめをしながら考える

-活動をマルチにする
--交友範囲を広げる

-せっかく意思的な行動をしても誰も評価してくれない、失敗したときだけ文句を言われる、そういう環境にいると人は意欲を失っていく

-社会性の乏しい人
--完璧主義な上、愚痴が多い
---こういう姿勢を「向上心が高くてすばらしい」と考えるのは無理がある
--優秀な人が陥りやすい、脳にとって厳しい状況
--よく愚痴をいう人は、自分が何か失敗をしたとき、その愚痴を自分に向けてしまいがち
--失敗したとき
---自分が非常に悪く言われていると思いこんでしまう
---現実の相手を見るのではなく、自分だったらこう思うという基準で考えてしまい、その基準が厳しいので余計に落ち込みやすい
---理想が高すぎる

-誉め上手な人は観察力が高い
--人を好意的に評価する
--時にはダメな自分を見せる

-写真教室に通うことの効果
--目のフォーカス機能をよく使うようになる
--体をよく動かすようになる
--写真を元に慣れない話を長くするきっかけができる

-意欲を高めるには、自分の行動と結果を誰かが評価してくれることが重要
-人を好意的に評価することは、自分が評価されやすい環境をつくることにつながる
-生活のどこかにダメな自分を見せる場面があると、意欲を高めやすくなる

-出会いが脳を動かす
--脳機能を維持・向上させることは自分ひとりの力ではできない
--人間には社会性が必要