話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く

話を聞かない男、地図が読めない女 男脳・女脳が「謎」を解く

-Amazon.co.jp: 話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く: アラン ピーズ, バーバラ ピーズ, Allan Pease, Barbara Pease, 藤井 留美: 本
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-著者は、論文を調べたり、専門家にインタビューをしたりしてこの本を書いたらしい。中身については、調査内容についてはちょっとつっこみを入れたくなるようなあやしげなのもあるけどまあまあ有益な内容だと思う。

読書メモ


-「現代社会では、年金や社会保障のおかげで最低限の生活は約束されている。生命の維持がさしせまった問題でなくなったいま、私たちは愛や情熱の対象として、また自分が満たされるための相手としてパートナーを見るようになった」
-「親世代の経験は役に立たない」
-「あなたが1960年以前の生まれなら、おそらくあなたの両親は、古代から続いてきた男女の役割分担をそのまま踏襲している」

-色を識別する錐状体細胞(すいじょうたいさいぼう)のもとはX染色体で、女性はX染色体が2本あるために、男性より錐状体のバラエティが多い
--色を細かく描写できるのは女性

-オーストラリアでは交通事故の犠牲者について男の子が女の子の2倍を上回る
--男の子は周辺視野が狭い

-周辺視野は戦闘機パイロットが行うような訓練で範囲を広げることができる

-色目がばれるのはいつも男
--女性は周辺視野が広いので周囲にばれないようさりげねく色目を使うことができる

-男性の目は遠くを見るようにできている
-女性は手元の作業に向いている。針仕事やコンピューターの画面を見るのが苦にならない。

-「女の知能は男より3%ほど高い」
-「脳細胞の数は男のほうが40億個ほど多い」

-「イギリスでは、国語、数学、理科など一部の科目を男女別のクラス編成にしている学校がある」
-「男女の脳のちがいに考慮したこの教育方針は実際に成果をあげており、男子生徒の国語の点数は全国平均の4倍、女子生徒の数学と理科の店はほぼ2倍の高さである」

-「マニュアルを見ながらビデオデッキの予約録画をする実験では、男性被験者の68パーセントがうまくやれたのに、女性被験者は16パーセントしかできなかった。ただし男の場合は、左目をふさぐと作業能率が落ちる。空間能力がある右脳に情報を伝えるのは左目だからだ。女の場合、脳の両側を使って問題を解決しようとするから、左右どちらを隠しても、うまくできないことに変わりはない」

-「アルバート・アインシュタインは空間能力の大天才だったが、五歳になるまでひと言も話せなかったし、人付きあいの能力はゼロに等しかった」

-「息子のだんまりは母親の頭痛の種だ」
-「男は「何かをする」ようにプログラミングされているから、話を聞きだすコツもそこにある。ペンキ塗りでも、コンピュータゲームでも、運動でも何でもいいから、いっしょに「何かやる」のだ。男の子は自然とおしゃべりになるだろう」

-女ごころをくすぐるほめかた
--「新しいドレスを試着した女が、「どう?」と男にたずねる。返ってくる答えはたいてい「いいんじゃない」。これでは女は喜ばない。得点を稼ぐには、女がするように答えること――とにかく細かいところをほめるのだ」
--「たとえば「それ、いいねえ! ちょっと回って、うしろも見せてよ――その色、きみにぴったりだ。デザインも身体の線によく合ってるし。イヤリングのコーディネートもいいし、すてきだよ」。こう言われて、悪い気がする女はいない」

-PEA(フェニルエチルアミン)
--恋をしているときの高揚感を作りだす中心的な化学物質
--チョコレートにも含まれている
--脈拍を早め、手に発汗を起こし、瞳孔を広げて、「胸さわぎ」を引き起こす

-恋をしている人は健康になって、あまり病気にかからなくなる
--好ましい化学反応が体内で起こっている

-プロゲステロンというホルモン
--母性愛や誰かの世話をしたいという感情を起こす
--赤ちゃんを見たとき女性の体内にはプロゲステロンが分泌される
---赤ちゃんの形状が分泌の引き金。手足がずんぐりしていて身体全体が丸っこく、頭と目が飛び抜けて大きい。ぬいぐるみ(テディベアや動物を模したおもちゃ)などを見てもホルモンが分泌される。

-スコットランドで、画像をデジタル処理した男性の写真を104人の女性に見せて好みを調べる実験
--一ヶ月のうち3週間ほどは、顔の輪郭がやわらかく、繊細で女性的な印象の男性が好まれた
--排卵期の一種間に限っては、あごがしっかり張って、まゆ毛がりりしく、がっしりした身体つきの、いかにも男くさい男性に好みが移った

-男性は50〜60台に入るとテストステロンの分泌量が減少して性格が穏やかになってくる
-女性は更年期を過ぎるとエストロゲンが減り、相対的にテストステロンのほうが多くなってくる。
--45〜50際ぐらいになると、女性は自信満々になって何事にも積極的になる

-男のためのロマンス達人講座
--雰囲気作り
---証明をほの暗くすれば瞳孔が開くので相手が魅力的に見えるし、肌のしみやしわも目立たなくなる
---女性は聴覚も優れているからムードたっぷりの音楽も欠かせない
---誰にもじゃまされる心配のない、こざっぱりした部屋を用意する
--食べさせる
---家族のために食べ物をとってくるのが、男のそもそもの役目だった。食べ物を与えることでその根源に働きかける
---食事に連れて行く。女性のために料理を作る。
--火をたく
---たきぎを集めて火を燃やす。それは女性の身体を暖め、守ってやるために昔から男性がしてきたこと
---つまみひとつで点火できるガズの炎だとしても、女性に代わって男性がやるだけで雰囲気が出る
---火をつけるという行為よりも、女性の求めるものを満たしてやることに意味がある
--花を贈る
---願望をかなえてもらいたいというロマンチックな要求を満たす
--踊りに行く
---男性は右脳の作りのせいでリズムをうまく感じることができないが、ワルツの基本ぐらいはたしなんでからパーティへ
---ダンスは身体を触れ合わせる格好の理由を提供し、欲望をさりげなくオブラートにくるんで、次の段階に発展させる洗練された手段
---他の動物も求愛のダンスを踊っている
--チョコレートとシャンパンを買う
---アルコール飲料の中でテストステロンの分泌を高める成分が入っているのはシャンパンだけ
---チョコレートに含まれるフェニルエチルアミンは女性の脳を刺激して愛情を活発にする
---チョコレートとココアにはN-アシルエタノールアミンという物質が含まれていて、これが女性の脳にある恍惚受容体にはまると、マリファナをやったときと同じ陶酔状態が起こるという。この化学物質はチョコレートとココアには含まれているが、ホワイトチョコレートやコーヒーにはない。

-「自然界のカレンダーでは、生まれた子が育ちやすいように、出産は一年の暖かい季節に行うのが決まりである」
--妊娠期間が三ヶ月の動物では夏に子どもが生まれるよう、オスは春に発情する
--「人間は妊娠期間がだいたい九ヶ月なので、出産シーズンから逆算すると、テストステロンの分泌が最高潮に達するのは秋だ」
--テストステロンの分泌ピークには地域差がある
---南半球では3月、北半球では9月
---「テストステロンは空間能力も向上させる働きがあるので、この時期の男は地図を読むことがいっそう得意になる」

-nilog: 子どもの頃IQテストで空間認識力が高いと判定されたボクも、今や方向音痴だし、標識は見落とすし、地図を上下さかさまにしないと読めないのである(・∀・)
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=141312760922378241
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-nilog: 最初のほうはなかなかおもしろかったんだけど、同じ調子で続くので半分読んだ頃にはかなり退屈な気分に…
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=143247321029816320
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-nilog: (・∀・)「女性に「ブルー、それともゴールド?」と聞かれたら、男はぜったいにどちらかを答えてはいけない」
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=143248023001112576
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-nilog: 男女の性衝動の経年変化。30代半ばで逆転してる。
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=143257602992771072
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書籍情報


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--->あの世界的ベストセラー「話を聞かない男 地図が読めない女」が内容全面見直しで登場! 男女の考え方の違いは 脳の違いにあった。その秘密をわかりやすく解き明かします。「男が話をする目的は解決策を得るため」です。これに対して「女が話をする目的は人間関係づくり」となります。これは 脳の違い そして「男性ホルモン=テストステロン」「女性ホルモン=オキシトシン」の働きの違いが起因しています。異性の友だち 恋人 結婚相手・・・ 大切な人と些細なケンカが絶えない方は これ1冊で解決! 2時間で読めます。