50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表

50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表

-Amazon.co.jp: 50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書): 南雲 吉則: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062727382/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->内容説明
--->私は五六歳。あと数年でもう還暦に手が届く年齢です。でも、私に初めて会った人は「とてもそんな年齢に見えない!」といいます。実際、自分の体の各部分の「年齢」を調べてもらったところ、脳年齢──三八歳、骨年齢──二八歳、血管年齢──二六歳、という驚きの結果が出ました。私の肉体は、実年齢よりもゆうに二〇歳以上も若いことがわかったのです。
--->そんなビックリするような「若返り=アンチエイジング」をどうやって実現させたのか? 「食事の内容と生活習慣を変える」ということ、ただそれだけです。それなりに努力はしましたが、あくまでも日常生活の延長上のこと。お金や時間を特につぎ込んだわけでもありません。
--->内容(「BOOK」データベースより)
--->56歳なのに―血管年齢26歳、骨年齢28歳、脳年齢38歳。食事の内容と生活習慣を変えるだけ。お金や時間をかけず、日常生活の延長上でできる。

-生活改善の良書。

読書メモ


-テロメアの長さ=人間の寿命120年

-現代人のかかる病気のほとんどが血管、消化管、気管などの管にまつわる病気
--原因は不摂生
---生活習慣を改めることで改善

-倹約遺伝子
--飢餓に強い人類の子孫
--飢餓に耐えられる、脂肪を蓄えられる栄養効率の良い者が生き残ってきた

-男性は内臓脂肪型
-女性は皮下脂肪型

-40代男性の3人に1人がメタボ
-閉経前女性のメタボは数パーセント

-閉経前は内臓脂肪が少ないため少しぽっちゃりしていたほうが健康的
--閉経後に肥満傾向にある人は要注意

-コレステロールは食品から摂取しなくても体内で合成できる

-甘いものが好きな人は、有名なパティシエか老舗の和菓子屋が作ったものしか食べないルールにしてみる
--すぐに手に入る袋菓子やコンビニの菓子には手を出さない

-無菌生活から抜けだして、体を菌やウイルスに慣れさせておく
--洟を垂らしているからといって、すぐ抗生物質を投与しない。常在菌が死滅して、耐性菌が繁殖するから

-花粉症の減感作治療
--鼻は異物を排除するのが役割、口は異物を栄養として取り込む
--口から花粉に慣れさせる
--薬で免疫を抑えてしまうと減感作は起こりにくくなってしまう

-ゴボウ茶
--ゴボウは漢方薬
--慢性、あるいはアレルギー性の皮膚炎、気道炎などに効果が期待できる

-紫外線のA波、B波、C波
--A波: 皮膚が黒くなる
--B波: 火傷を起こす。皮膚ガンの引き金にも

-紫外線はビタミンDを合成させ、骨を丈夫にしてくれる
--必要な日光浴の時間は、指先1本を10分間日に当てるだけで十分といわれている

-完全栄養を摂る=丸ごと食べる
--丸ごと食べられる食材が良い ⇒ 栄養バランスが良い
--肉やマグロなどは一部分しか食べられない ⇒ 偏った栄養、部分栄養、不完全栄養
---牛や豚はまるごと1頭食べられない
--魚は骨ごと、腹ごと、頭ごと
--穀物は全粒で
--野菜は葉ごと、皮ごと、根っこごと
---ただし、海外から輸入した野菜や果物に関しては、防虫のためかなり念入りに農薬を噴霧し、農薬で燻煙を行なっているところもあるため、皮ごと食べるのは避ける

-野菜と果物の決定的な違い
--野菜は「食べられたくない」
---毒を持つ、アク、蓚酸(しゅうさん)、えぐみや苦味で身を守っている
---一手間かけて毒素を出してから栄養素を効率良く摂取する
--果物は「食べられたい」
---甘くていい香りがする
---排泄などで種を他の新しい土地へ運ばれる

-食べやすくするため、蓚酸が少なくなるように品種改良された野菜
--虫がつきやすいため農薬を多く使っている

-早起きで幸せな気分になれる
--幸せホルモンと呼ばれるセロトニンが脳から分泌される
--セロトニンは太陽の光りを浴びると活性化する
---日の出の時間帯がベスト
---セロトニンは夜になるとメラトニンというホルモンに変化する。メラトニンは睡眠ホルモン。メラトニンが分泌されることで眠くなり、熟睡できる

-おすすめの生活習慣
--早寝早起き (睡眠ゴールデンタイムの活用)
--完全栄養の摂取と一汁一菜で腹六分目の食事
--薄着をして体を内面から温める
--朝一杯の濃いめのゴボウ茶
--たくさん歩いて電車では座らない
--スキンシップや感謝の気持ちを大事にする

-nilog: 男性は独身だと寿命が8年短くなるとか。生活習慣を改善して健康的に長生きする方法について書かれている本。いまいち納得できないところもあるけど参考になることは多い。
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=245877902762192896
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-nilog: メタボ診断基準の意味。ウエストが太い⇒食べ過ぎ。高脂血症⇒脂の摂り過ぎ。高血糖⇒砂糖の摂り過ぎ。高血圧⇒塩の摂り過ぎ。
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=245878520734167040
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-nilog: ゴボウ茶の作り方。ささがきにしたゴボウを半日ほど天日干しにしてから、油を使わずにフライパンで10分ほど乾煎り。
--http://www.nilab.info/nilog/?type=twitter&id=246824012456550400
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書籍情報


-Amazon.co.jp: 50歳を超えても30代に見える生き方 「人生100年計画」の行程表 (講談社プラスアルファ新書): 南雲 吉則: 本
--http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4062727382/nilabwiki-22/ref=nosim/
--->内容説明
--->私は五六歳。あと数年でもう還暦に手が届く年齢です。でも、私に初めて会った人は「とてもそんな年齢に見えない!」といいます。実際、自分の体の各部分の「年齢」を調べてもらったところ、脳年齢──三八歳、骨年齢──二八歳、血管年齢──二六歳、という驚きの結果が出ました。私の肉体は、実年齢よりもゆうに二〇歳以上も若いことがわかったのです。
--->そんなビックリするような「若返り=アンチエイジング」をどうやって実現させたのか? 「食事の内容と生活習慣を変える」ということ、ただそれだけです。それなりに努力はしましたが、あくまでも日常生活の延長上のこと。お金や時間を特につぎ込んだわけでもありません。
--->内容(「BOOK」データベースより)
--->56歳なのに―血管年齢26歳、骨年齢28歳、脳年齢38歳。食事の内容と生活習慣を変えるだけ。お金や時間をかけず、日常生活の延長上でできる。

目次

-まえがき――「二〇歳」の若返りを実現した究極の方法
-第一章 アンチエイジング実現の条件
--あなたの健康年齢は何歳?
--「人生百年計画」とは何か
--人生の節目はすべて決まっている
--平均寿命の延びには法則があった!
--女三〇代、男四〇代がリスク年齢
--細胞レベルで人生を考え直すと
--人の細胞はなぜ五〇兆あるのか
--寿命は何によって決まるのか
--寿命が尽きる瞬間とは
--「利己的な遺伝子」と寿命
--なぜ寿命まで生きられないのか
--ガンは必要があって生まれてくる
--血管で何が起きているのか?
-第二章 メタボの真実
--五〇歳からは一歳ずつ若返る
--メタボの本当の意味
--大食いタレントはなぜヤセなのか
--糖尿病は人間の進化の結果
--まず「標準体重」を知る
--内臓脂肪がたまるのにも理由がある
--おしりの大きさとメタボの関係
--血管を傷つける内臓脂肪からの毒
--コレステロールに善玉悪玉はない
--肉を食べないと健康になれる?
--青魚の脂が血液をサラサラに
--植物油でもマーガリンは危険!
--砂糖の摂り過ぎがなぜ毒なのか
--甘いものの誘惑を断ち切る方法
--減塩で高血圧症が減らない理由
-第三章 ガンは悪者ではない!
--「増えたガン」と「減ったガン」
--ガンが生まれる「三つの原因」
--タバコで胃がんになるのはなぜ?
--ウイルス性ガン減少の理由
--ウイルス感染=発病とは限らない
--欧米型の食事がガンの最大要因
--満月の夜に狼男が変身するわけ
--乳ガンが急増した意外な理由
--欧米女性は閉経後にも乳ガンに
--ガンにならない体は若く美しい体
-第四章 免疫を高め過ぎてはいけない!
--ガンと免疫力の関係
--免疫力が高い状態は軍事国家と同じ
--インフルエンザで死ぬ理由
--肝臓ガンの原因は過剰な免疫反応
--免疫力より大事な「免疫寛容」とは
--「無菌生活」から抜け出すと
--肌は洗うとうるおわなくなる
--誰でも実践できる花粉症の撃退法
--かゆくてたまらないときは?
--イメージトレーニングで健康に
-第五章 「老い」にも「病気」にも意味がある!
--健康は数値ではわからない
--動物界ではオスが美しい理由
--人間界で女性に求められるもの
--「スモーカーズフェイス」の秘密
--日光浴は肌を老化させるのか
--ハゲは人類の進化の証し
--ストレスで毛が抜けてしまうわけ
--加齢臭やフケはバロメーター
--年頃の娘はなぜ父親を毛嫌いするか
--「心・美・体」をいかに調和させるか
--「心のアンチエイジング」に必要なもの
-第六章 細胞から若返る食事術
--アンチエイジングの第一歩とは
--「完全栄養」を摂る簡単な方法
--サプリメントで「完全栄養」は
--丸ごと食べられる食材を
--白米のごはんにぬか漬けを
--野菜や果物は皮ごと食べる
--ミカンの皮は漢方薬に
--野菜と果物の決定的な違い
--野菜を生で食べてはいけない理由
--日本の農地を枯らした真犯人
--根菜の栄養を上手に引き出す調理法
--豆をしっかり煮る理由
--卵に含まれている「毒」の正体
--「腹六分目」が健康長寿の秘訣
--「一汁一菜ダイエット」のすすめ
--「飢餓」体験で寿命が延びる
--毎日「こぶし五つ」の野菜を
--寿命が十四年延びる四つの習慣
--グラス二杯のワインが健康の目安
--ゴボウのアクに若返りの秘密が
--アンチエイジングの秘薬とは何か
-第七章 二〇歳若返るシンプル生活術
--スポーツをすると健康になれない
--運動をしてもやせないのはなぜ
--歩くだけで燃える内臓脂肪
--電車で吊革につかまらないと
--肩こり解消に「四足歩行」
--冷え性の人こそ体を冷やす
--「乾布摩擦」の秘密
--「風邪をひいたら安静」の間違い
--長く寝るだけでは健康になれない
--睡眠の「ゴールデンタイム」とは
--早起きで幸せな気分になれるわけ
--「幸福の総量」は決まっている
-あとがき――危機のときに現れる「生命力遺伝子」とは何か