記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

-池谷 裕二 (著) / 記憶力を強くする 最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方
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メモ

-カフェインで記憶力を促進

-絶対音感を体得(記憶)できる臨界期は3〜4歳

-記憶の階層システム
--手続き記憶 -> プライミング記憶 -> 意味記憶 -> 短期記憶 -> エピソード記憶

-記憶の3箇条
--何度も失敗を繰り返して覚えるべし
--きちんと手順を踏んで覚えるべし
--まずは大きく捉えるべし

-年をとると丸暗記よりも論理だった記憶能力が発達
--理屈や理論を覚える

-刺激と興奮を求める生活が必要
--ひとつのことに熱中できない、感動できない、生きることに慣れてしまっているのは良くない。
--覚えたい対象に興味をもつ -> 海馬がθ波を出す
--何かを知ったときに「ふ〜ん、そうなの」と冷めた感情でいるより「うんうん、なるほど、それでつぎにどうなるんだ?」という積極的な姿勢で

-記憶力はストレスに弱いが、適度な緊張感が必要
-ストレスを記憶する(ストレスに慣れる)

-教科書的な知識もストーリー仕立てで覚える

-法則性をつかむ
-理解して覚える

-語呂合わせは声に出す
--目の記憶より耳の記憶のほうが心に残る
--視力の能力が発達したのは動物の進化の過程で最近のこと。動物は目より耳を活用している。

-覚えたその日に6時間以上眠る
--記憶はレム睡眠中に夢を見ることによって保存される
--レミニセンス現象(追憶現象)

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感想

-記憶力をよくする薬は興味深い。それが本当に必要か、という問いに対する本書での答えはなんかごまかしっぽかったけど。